KGI証券の著名なアナリスト・Ming-Chi Kuo(郭明錤)氏は、Appleは2018年(今年)リリース予定の次期iPhone(iPhone 9?iPhone X Plus等)に搭載されるモデムチップ(ベースバンドチップ)はインテル(Intel)が単独のサプライヤーとなると予測されています。 以前は同アナリストは2018年度のiPhoneではクアルコム(Qualcomm)が70%のベースバンドチップのシェアをとり、その残りがインテルと予測していましたが、完全に逆転した形になります。そしてもしこれが実現したら、これまでのベースバンドモデムチップの覇者だったクアルコムの地位が危うくなり、業界地図が書き換えられてしまう可能性もあります。 Appleとの訴訟を抱えるクアルコム、Appleにとって製品購入は不本意だったのでは クアルコムは2世代前のiPhone 6sまではベースバンドモデムチップ