2ヶ月前に台湾のホンハイ(Hon Hai、鴻海)が日本のシャープ(SHARP)を買収したことで大きくニュースになったが、この大型買収によって、ホンハイとその中国法人のフォックスコン(Foxconn、富士康)はディスプレイ技術を手にし、将来的にはAppleに直接ディスプレイを提供するサプライヤーの1つになるかもしれない。ホンハイにとってはこれまでの単なる組立工場、労働集約型企業からの脱却という悲願の成就となるだろう。 そしてそんなホンハイにまた新しい動きがあった。 ホンハイが「ロシアのシリコンバレー」にマテリアルの研究開発センターを設立 台湾メディア”聯合財經網”の報道によると、ホンハイがロシアにマテリアルの研究開発センターを設立予定で、同社はモスクワ州ショールコヴォにあるロシア国営の「ショールコヴォイノベーションセンター」の代表と既に協議書にサインをしているという。 ホンハイとフォックスコ