世界中の人がiPhoneはAppleの製品だということを知っているが、そのことが”iPhone”という商標が世界的に全てAppleに属するということを意味するものではない。 Appleは以前、ブラジルでiPhoneの命名権を申請したときに、現地の監督官庁に拒否されてしまったことがある。その原因は、ある別の会社がとっくにブラジルで”iPhone”の商標を取得していたからだ。そして同様なことが中国でも発生してしまった。それが今回の記事の内容だ。 中国でAppleが取得したiPhoneの商標出願情報。2003年11月21日には発効している。用意周到にやっていたわけだ。 北京市の高等人民裁判所は先日、二審の終審(中国は二審制)で、Appleが”iPhone”の商標を独占しようとした試み(商標登録に関する異議)を退け、北京の企業「新通天地科技有限公司」が”iPhone”の商標権を持つとした。ただ、今