かつてFBIとAppleが、カリフォルニア州サンバーナーディーノで発生した銃乱射テロ事件の犯人の持ち物とされるiPhone 5cのロック解除を巡って大戦を繰り広げた。 AppleはFBIからのバックドアを作って欲しいという要請を拒絶した結果、FBIは130万ドルを使ってサードパーティのセキュリティ会社に依頼してロック解除をしてもらったという。しかし今となってはその130万ドルは全くの無駄遣いだったのではないかという話題がメディアに上がってきている。正確にいえば、FBIは129万9900ドルを浪費したというのだ。それはなぜだろうか? とあるケンブリッジ大学の研究者が数日前にiPhone 5cに内部データを消すことなくロック解除できる方法を発見した。そして最も重要なことはこの方法を使えばたったの100ドルで済むということだ。 ケンブリッジ大学のコンピュータ研究室のSergei Skorobog