Forbesの報道によると、AppleがiPhone/iPadなどiOSデバイスのパスコードを強制的に解除するツール、【GrayKey】に対策を行い、使用不能にしました。複数のソースがForbesに、iOS 12以降のバージョンではiPhoneやiPadで使用不能になったと報告しています。厳密にいうと、パスコードロック解除はできても、中身への完全なアクセスができなくなってしまったため、実用に値しない=使い物にならならなくなった、ということになります。 GrayKeyハードウェアの写真 主に米国の警察やFBIなどの捜査機関が【GrayKey】を導入していて、これを使うことで、デバイスをロック解除することができ、犯人や容疑者の端末を分析することで、犯罪の動機や犯罪組織の連絡先や動きなどを抑えることができ、将来の犯罪予防にも有効、ということで幅広く採用されていたようですが、この対策が施されてから