Appleは中国で、特許や商標でたびたび苦々しい思いをしている。以前は【iPad】の商標裁判で中国の企業に敗訴し、多額の賠償金を支払うことでようやく中国で【iPad】の名前を使うことができるようになった、というようなこともあったことを覚えている人もいるだろうか。中国には明らかに【特許ゴロ】や【商標ゴロ】と呼ばれる盗人猛々しい連中が多いといえるだろう(米国も多いが)。 そして今回、AppleはiPhoneが中国で販売差し止めになる可能性もあるほどの訴訟を抱えた。しかも今回の対象はiPhone 6/6 Plusで、まだ現役の機種だ。北京知的財産権管理局(北京知識産権局、北京知识产权局)が、iPhone 6とiPhone 6 Plusが【深圳市佰利營銷服務有限公司、深圳市佰利营销服务有限公司(以下佰利)】という会社の持っている意匠特許を侵害しているという判決を先月2016年5月に下しており、Ap