学界時評をお届けいたします。まもなく刊行予定の「リポート笠間57号」に掲載のものを、先行配信いたします。 小社では「リポート笠間53号」から試みに学界時評をスタートさせました。 時代区分・ジャンルは、上代・中古・中世・近世・和歌・日本語の歴史的研究と設定いたしました。この設定は、しかし既存の学会にあわせた時代区分をなぞっていて、近年の、時代を越境しつつある研究動向には必ずしもマッチしたものではありません。また、文学研究の範囲は歴史・美術・言語等にも広がってもいます。現時点では、こういった動向にあわせた時評の在り方の、良い答えを考えることができず、結果的に従来の枠組みをなぞることにしました。 加えて、この時代区分のなかでお一人の評者に網羅的に論じてもらうのも限度があります。 ですので、あくまでも「評者の目からみた」学界というものをお書きいただくことにしました。あえて網羅的であることを望んでお
永井一彰『板木は語る』(笠間書院)のパンフレットを作りました。 ご入り用の方は送料無料でお送りいたしますので、info@kasamashoin.co.jpまで、「『板木は語る』パンフレット希望」として、お名前、郵便番号、住所をお書き添えの上、ご連絡ください。 お待ちしております。 鈴木俊幸(中央大学教授)・橋口侯之介(誠心堂書店店主)による推薦文も掲載しています。 以下にPDFでも公開いたします。 https://kasamashoin.jp/shoten/hangi.pdf ———– 永井一彰『板木は語る』(笠間書院) はんぎはかたる ISBN978-4-305-70718-5 C0095 A5判・上製・カバー装・604頁 定価:本体12,000円(税別) カバー写真●法蔵館板木蔵(協力:法蔵館) 近世出版現場の生々しい痕跡を伝える「板木」から、当時の出版事情に迫る。 第一人者が初めてま
ホームリポート笠間掲載コンテンツ染谷智幸[茨城キリスト教大学教授]・十五~十七世紀、 室町―上方文学論は可能か●リポート笠間55号より公開 リポート笠間55号・特集[近世文学研究のなかの「壁」]より、渡部泰明氏[東京大学教授]・『うた恋い。』の監修をして、を公開いたします。 リポート笠間は、小社のPR誌で年2回刊行しています。送料無料・購読料無料。定期購読は随時受け付けています。お気軽にご連絡ください。詳細は以下のページでご確認ください。 http://kasamashoin.jp/2013/11/pr55.html ご連絡お待ちしております。 —————– 十五~十七世紀、 室町―上方文学論は可能か 染谷智幸[茨城キリスト教大学教授] 日本近世文学・日韓比較文学。著書に『西鶴小説論―対照的構造と〈東アジア〉へ の視界』(翰林書房、二〇〇五年)、『冒険 淫風 怪異―東アジア古典小説の世界』
『読本研究』(全10輯)、『読本研究新集』(全5集)刊行から8年が経ち、このほど「読本研究の会」が再開されるとのことです。【「読本研究新集」第六号(復刊第一号)は平成二十六年六月に刊行予定】、【5号継続して年1回刊行する】予定とのこと。 また、再開に伴い会員を募集中です。会員には以下の4種があります。 Ⅰ 維持賛助会員(会の趣旨に賛同し、本会の維持・発展を担う者。「読本研究新集」に執筆できる) 会費年額七〇〇〇円 Ⅱ 一般会員(「読本研究新集」に執筆できる) 会費年額四〇〇〇円 Ⅲ 学生会員(「読本研究新集」に執筆できる専職ない会員含) 会費年額二〇〇〇円 Ⅳ 購読会員(「読本研究新集」を購読する者、団体〈研究室・図書館等〉) 会費年額二〇〇〇円 入会をご希望の方は下記案内をご覧のうえ、事務局までご連絡ください。 ●「読本研究の会」再開のお知らせと入会のご案内(PDF) ●読本研究の会事務
ホームホームページ紹介株式会社 古典ライブラリーが「辞典ライブラリー」(『和歌文学大辞典』[新編集8,200項目書き下ろし]+『歌ことば歌枕大辞典』(角川))を配信開始 株式会社 古典ライブラリーが「辞典ライブラリー」を配信開始しています。 http://kjsystems.sakura.ne.jp/kotenlibrary/manual/tebiki_jiten 公式サイトによると、 【辞典ライブラリーは、新編集ですべて書き下ろしの「和歌文学大辞典」(古典ライブラリー)と、「歌ことば歌枕大辞典」 (角川学芸出版2001年刊)を収載し、横断検索と各項目間の相互ジャンプ機能を搭載した、いわば和歌総合大辞典であり、画期的ななサイトです。】 とのこと。 個人の1ヶ月の無料トライアル、法人(図書館)の新規無料トライアルも可能なようですので、ご興味のある方は、ぜひ。個人年会費8,820円(税込)との
3月上旬の刊行予定です。 藤澤茜『浮世絵が創った江戸文化』(笠間書院) ISBN978-4-305-70688-1 C0071 定価:本体7,000円(税別) B5変型・上製・カバー装・320頁 浮世絵を見ると江戸の社会がわかる 浮世絵は、社会情勢やファッションなど、多様な情報を伝えるメディアとして機能していた。 絵に盛り込まれた情報を読み解く庶民の文学的素養や文化基盤を検証。 歌舞伎界や小説界と結びついて新しい文化を生み出す実態や、アニメ・マンガへ継承されている表現や手法を明らかにする。 図版200点掲載! 【浮世絵は周縁の文化を巧みに取り込み、「図像」としてそれらの情報を発信した。過去の文学や伝承、最新のファッションや小説、歌舞伎など、時間軸にとらわれない情報を伝える媒体としての意義にも注目したいと考え、本書には『浮世絵が創った江戸文化』という題をつけた。各図を細部に至るまでじっくり鑑
ホームリポート笠間掲載コンテンツエッセイ●岡部晋典「錆びはじめてきた、図書館の伝家の宝刀を研ぐことは可能か」【リポート笠間53号・掲載】 リポート笠間53号に掲載されたエッセイを公開していきます。 ※「リポート笠間」を読んだことがない方で、購読希望の方は、info@kasamashoin.co.jp宛に、郵便番号・住所・お名前をお知らせ下さい。無料でお送りいたします【送料無料・購読料無料】。 ———— エッセイ● 岡部晋典「錆びはじめてきた、図書館の伝家の宝刀を研ぐことは可能か」 岡部晋典[近大姫路大学教育学部専任講師]▼一九八二年生まれ。筑波大学大学院図書館情報メディア研究科博士後期課程、千里金蘭大学現代社会学部専任講師を経て現職。論文に『Popper理論の情報学への適用に対する批判的検討:客観的知識のPopper哲学内部の関連性に着目して』 (社会情報学研究13・2、二〇〇七年)等。
篠原 進氏(青山学院大学教授)による投稿を掲載いたします。 先日発行された、『日本文学』VOL61(2012.10)に掲載された、木越俊介氏「西鶴に束になってかかるには」に対し、【西鶴研究をより活性化するためには、その挑発に応えることも必要かと判断し、拙文をしたためました】という趣旨です。 以下、テキストを掲載いたしましたが、ルビは括弧に入れ、傍点は斜体にする処理を施しています。ですのでPDFもアップいたしました。以下でご覧下さい。 http://kasamashoin.jp/saikakurepository/20121024sinohara.pdf ■反応まとめ 木越俊介氏が発端となってはじまったやりとりは、以下に続いています。 随時更新していくつもりです。 ○篠原進氏のスピード反論(忘却散人ブログ) ○西鶴の政治性(閑山子余録) ○西鶴の政治性 続 (閑山子余録) ○応答の途(THI
10月下旬の刊行予定です。 谷知子・田渕句美子編著『平安文学をいかに読み直すか』(笠間書院) ISBN978-4-305-70678-2 C0095 A5判・並製・カバー装・288頁 定価:本体2,500円(税別) 「古典は固定したものではなく、これからもいくらでも塗り替えられる。」 「文学史は自明のものではなく、常に変化していく。」 こうしたメッセージの元、固定した古典文学作品観を打破すべく編まれた論集。 未来に向けて、古典のみずみずしい読み方や作品批評を行っていくために、 気鋭の中堅・若手を中心にした書き手により、研究の最前線を提示。 学界のみならず、広く社会に発信していく。 執筆者は、編者の谷知子、田渕句美子のほか、久保木秀夫、中川博夫、佐々木孝浩、渡邉裕美子、渡部泰明、加藤昌嘉、荒木浩。 【この論文集の評価は読者によって決まる。真の評価は、読者に委ねたいと思う。本書は、研究者・大学
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