2017年のリニューアルにより、現代美術作家・杉本博司と建築家・榊田倫之が主宰する「新素材研究所」が設計を手掛け、美術品の魅力を最大限に引き出す工夫が随所に施された展示空間を実現しました。展示ケースは床の間をイメージし、和紙を用いた畳を展示台としました。低反射高透過のガラスを用い、さらに鑑賞者の背後に黒漆喰の壁を設置すること で、ガラスの存在感を極限まで無くしています。
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 日本人の中にもバティック愛好家は多く、世界的に名を知られるコレクターもいますね。そういうコレクターや愛好家が好むバティックといえば、インドネシア更紗。私もバティックは好きだが、どうもマレーシアのものは・・・と敬遠していた1人。ペナンにもバティック工房があって、観光客相手のショップなどもあるのですが、まず触手が動いたことが無かったわけです。 そんな私に、是非案内したいと連れて行かれた先が、アルメニアStにオープンしたばかりのバティック美術館。ええ、マレーシアのバティック・・・??あんまり興味ないんだよなあ、と嫌々ついていったものの、見てみたらその素晴らしさにちょっとびっくり。 この美術館にあるものは、個人のコレクションで、販売用ではありません。コレクター&オーナーは地元のお医者様の
松浦に元寇博物館を建設へ 松浦市鷹島町沖の「鷹島神崎(こうざき)遺跡」で見つかった元寇(げんこう)に関する遺物の保存処理、展示を充実するため、同市は31日までに、市立博物館を建設する方針を固めた。水中で初の国史跡に指定されたのを機に水中考古学の拠点にしたい考え。 同遺跡では2011年、琉球大の研究チームが元寇船の船底をまとまった形で発見。文化庁は新年度から水中の文化財の取り扱いに関する研究を始める方針だが、中国や韓国では既に国の事業で中世の交易船を海から引き揚げ、博物館や研究所で保存、公開。この分野で日本は隣国に後れを取っている状況だ。 鷹島では市立鷹島埋蔵文化財センターで遺物を保存処理しているが、大型の遺物には対応できない。隣接する市立鷹島歴史民俗資料館は、老朽化し展示スペースが手狭。市が元寇関連の遺物の国重要文化財指定を目指す中、展示品保全の対策強化が求められていた。 市総合計
多くの人が同時に体験する大きな一つのできごとがあったとする。 個別の生を生きてきた背景や、体験したその時における各人の感情や行動、できごとの前と後の生活の変化、周囲の人から受ける影響。それらの差異により、大きな一つのできごとは、人々の間でそれぞれ異なる捉え方をされ、そのどれもが間違っていない。 東京都現代美術館が継続的に開催している若手アーティストを中心としたグループ展「MOTアニュアル」。 本年は、物事の通常の状態に手を加え、異なる状況を設定することで、日常の風景に別の見え方をもたらす7 組のアーティストを取りあげる。 彼らは自らの手で造形を行うのではなく、他者を介在させ、人々の想像力に委ねる。展示のみならず、パフォーマンスやワークショップ、テキストの要素を含み、一言でその作品の形態を表すことは難しい。 しかし、一つのイメージに集約されることのない表現は、個別のできごとが矛盾を抱えながら
JR西日本は、国内最大級の「鉄道博物館」を京都駅近くの梅小路公園内で開業すると発表しました。開業予定は2016年春ごろ。1972年に開館した「梅小路蒸気機関車館」と一体化させ、SL(蒸気機関車)や新幹線など50両程度を収蔵します。 ▽ 2016年(平成28年)春、京都・梅小路エリアに新たな鉄道博物館が開業します:JR西日本 京都・梅小路に、梅小路蒸気機関車館と一体化した新たな鉄道博物館が誕生します。展示構成は「みる、触る、体験する」を重視。車両はSL23両、新幹線6両、電気機関車4両、ディーゼル機関車4両などを展示します。梅小路運転区構内の留置線を博物館に引き込み、営業車両などの展示も実施。動態保存のSLを間近で観察できるほか、SLスチーム号への体験乗車が可能です。新幹線・在来線タイプの運転シミュレーションや、ジオラマでの鉄道模型運転も楽しめます。 公開された展示のイメージ図には、「0系」
東アジアをむすぶ漢籍文化-敦煌から正倉院、そして金沢文庫へ- 日程:2012年11月2日(金)、3日(土) 10:00~16:30 場所:国立歴史民俗博物館講堂 定員:250名 11月2日(金) 10:30 基調報告「東アジアをむすぶ漢籍文化」 神鷹德治「敦煌と繋がる日本の漢籍」 許逸民「中国における漢籍出版の現状」 金卿東「朝鮮文献に見える『白氏文集』-「何処難忘酒」詩をめぐって」 コメンテーター:王勇 13:00 第一部 「敦煌学一百年」 許建平「敦煌詩経写巻研究綜述」 影山輝國「『論語義疏』の声点について-敦煌本と日本鈔本」 コメンテーター:神鷹德治 14:30 第二部「歴博所蔵の漢籍をめぐって」 中尾健一郎「二つの『梅花無尽蔵』抄本」 汪春泓「『史記』と『漢書』の編纂をめぐる問題」 陳翀「上杉本『史記』について」 コメンテーター:土屋聡 11月3日(土) 10:00 第三部「日本の
2012年10月1日(月)、東京・渋谷区の太田記念美術館で「没後120年記念 月岡芳年」展の記者内覧会が行われた。 歌川国芳の後継者で、動乱の幕末期から新時代を迎えた明治期にかけて活躍した「最後の浮世絵師」、月岡芳年(つきおかよしとし)の特別展。 谷崎潤一郎、江戸川乱歩、三島由紀夫が愛した血みどろ絵(無残絵・残酷絵)をはじめ、歴史画、妖怪画、美人画など芳年の代表作240点を網羅。新たに発見された下絵も初公開される。 芳年の大回顧展は東京では17年ぶりの開催となる。 会期は、前期が2012年10月2日(火)~10月28日(日)、後期が11月1日(木)~11月25日(日)。前後期ですべての作品が入れ替わる。入館料は一般1,000円、大高生700円、中学生以下無料。 なお、師の歌川国芳、孫弟子の鏑木清方の展覧会と連携し、横浜美術館の「はじまりは国芳」展(2012年11月3日~2013年1月14日
鳥類写生図(ハヤブサの仲間、明治時代)=国立科学博物館提供●猴(びこう、●はケモノヘンに彌)ノ図(ニホンザル、明治時代)=国立科学博物館提供マルカの図(アカメ、明治時代)=国立科学博物館提供五色鯛写生図(ハナフエダイ、明治時代)=国立科学博物館提供動物写生図(シマアジ、江戸時代)=国立科学博物館提供 国立科学博物館は11日、江戸〜明治期の動物の「博物図」118点が見つかったと発表した。戦中、戦後の混乱などで行方不明になっていた。魚類や哺乳類などが精密に描かれており、この時期の日本の博物学・分類学のレベルの高さを示す第一級の資料という。 同博物館が今春、茨城県つくば市に開いた筑波研究施設に運ぶため、旧新宿分館(東京都新宿区)の資料を整理したところ見つかった。61点は日本画、57点が洋画。江戸時代のシマアジ、明治時代のニホンザルやハヤブサの仲間などが忠実に描かれている。 同博物館の鈴木一
「返還」を求める朝鮮王朝の王が身につけたとされる東京国立博物館所蔵のかぶと(李源氏らと協力する市民団体とが交わした協約書から)朝鮮王朝の王のかぶとなどを取り戻すために協力する「大韓皇室文化院」の李源氏(左)と市民団体「文化財を元の場所に戻す」代表の慧門氏=ソウル、中野晃撮影 東京国立博物館が所蔵する朝鮮王朝(14〜20世紀)の王が身につけたとされる文化財を「返還」するよう、王の子孫である韓国の李源(イ・ウォン)氏(49)らが求めることを決めた。仏教系の市民団体と協力し、14日、最初の取り組みとして関係文化財の閲覧を認めるよう館長あてに文書を送った。 「返還」を求めるのは、冠やよろい、かぶとなどの武具。要請書は「重要な文化財が日本に搬出され、博物館に所蔵されていることは韓国人として納得しがたい」と主張している。 そのうえで、李氏ら韓国の関係者に対する今年中の閲覧や、来年1月に改修して開
日本とモンゴルの外交関係樹立40周年を記念する企画展「モンゴル~シベリアを歩く-鳥居・江上の大陸探検」が横浜市中区の横浜ユーラシア文化館で開かれている。19世紀末から20世紀半ば、モンゴル高原からシベリア地域にかけて調査を行った2人の日本人研究者に着目。その収集資料の青銅器や銀製装飾品などを通じて遊牧文化を紹介している。9月23日まで。 展示品は、日本の人類学や考古学の基礎を築いた鳥居龍蔵(1870年~1953年)と、騎馬民族研究で知られる東洋学者の江上波夫(1906年~2002年)の収集資料や写真など計約200点。 江上が初めて学術的に紹介した遊牧世界の調理道具など日用の青銅器は必見という。北方遊牧民、契(きっ)丹(たん)族が建てた10~12世紀初頭の王朝「遼(りょう)」の装飾用馬具も公開される。展示担当者は「国際情勢が不安定な時代に大陸に渡り、パイオニアとして研究を行った日本人がいたこ
神戸市外国語大(西区)と市立博物館(中央区)は11日、連携して地域貢献を図ろうと協定を締結した。専門分野を持つ研究者同士が共同研究することで資質の向上を目指すという。 協定では、人材交流を活発化させ、学芸員と教職員が共同で地域に向けた公開講座、シンポジウムなどを行っていく。16日には同大学内で、博物館の展覧会と連動した市民向けセミナー「『南蛮美術の光と影 泰西王侯騎馬図屏風の謎』への誘い」などを開催する。
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