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教育に関するxiong_taiのブックマーク (39)

  • 小保方騒動から見えてくる日本の高等教育 : 一研究者・教育者の意見

    小保方晴子さんのSTAP論文騒動については、世間では彼女の擁護派と批判派が拮抗しているようである。Yahoo意識調査(4月19日現在)によると、約半分の人が彼女の会見について「納得できなかった」、3割が「納得した」、残りが「内容がわからない」あるいは「見ていない」という結果である。週刊誌には、「小保方晴子というリトマス紙」などという見出しも出ていたが、言い得て妙で、彼女に対する考え方は、その人が「他の人をどのように見るか」を極めてよく反映している。小保方さん個人への感想はさておき、今回の小保方騒動は、我が国の高等教育、研究制度などの問題点を見るのに極めてよい鏡であるように思える。これは私のブログの最初の記事であるが、今回は彼女を通して見えてくる我が国の「高等教育の問題点」について論じてみたい。 ウィキペデイアによると、小保方さんは1983年の生まれであり、公立中学・私立高校を卒業後、200

    小保方騒動から見えてくる日本の高等教育 : 一研究者・教育者の意見
  • 躍進するアジアの大学取り残される日本の大学

    山中伸弥教授のノーベル賞受賞は、停滞する日に届いた久しぶりのうれしいニュースだった。日の科学技術力を世界に知らしめた点で、2年前のはやぶさ帰還以来の快挙だ。 しかし、喜んでばかりはいられない。前回述べたように、工学教育において、日がアジアの大学に追い抜かれつつあるからだ。そこで言及したタイムズ・ハイヤー・エデュヶーション(THE)の2012~13年版大学ランキングについて、もう少し敷衍したい。 アジアでの順位で、東京大学は総合ではトップだが、工学・技術分野(Engineering & Technology)では5位だ。東大(世界ランキング28位)より上位にいるのは、シンガポール国立大学(12位)、香港工科大学(23位)、浦項工科大学(韓国、24位)、南洋理工大学(シンガポール、26位)である。京都大学(47位)、東京工業大学(50位)より上には精華大学(中国、31位)、ソウル国立大学

    躍進するアジアの大学取り残される日本の大学
    xiong_tai
    xiong_tai 2013/07/19
    現実の産業社会で成長しているのは、先進国においては、サービス産業と製造業の区別がつかないような分野である。日本の高等教育は、現実社会のこうした変化に対応しているとは言えない。
  • 講義についての疑問・要望への返事

    講義についての疑問・要望への返事 私の講義では、試験の最後に自由に感想を書いてもらう欄を設けています。そこに、様々な疑問や要望を書いてくださる人も少なくないです。私はとても参考に させていただいているのですが、学生さんの側から見ると、一方通行に見えるかもしれません。そこで、主要なポイントについて、ここに返事を書いておくこ とにしました。 Q. 「講義に出てこなくてもいい」とはどういうことですか? A. 大学の講義で教える内容は、高校よりもずっと高度ですので、高校までと全く同じやり方で勉強しても身に付きません。特に、物理や数学のよう に論 理を積み重ねてゆく学問では、わからないのに先に進まれると非常に困るでしょうし、反対に、わかったのにまだ説明が続くのもイライラします。そして、どの 辺りで時間がかかるかは、一人一人異なります。ですので、一人一人が自分のペースで 教科書を読んで身につけるのが一

  • 子供がサッカーを嫌いになる日 ~市井の指導者からの叫び~ | フットボールチャンネル

    子供がサッカーを嫌いになる日 ~市井の指導者からの叫び~ 『大人位の指導が子供の未来を奪う』 きっかけは編集部に送られてきた一通のレポートだった。送り主は千葉県のサッカースクールで指導をする山口武史氏。ジュニア年代における育成現場を詳細に分析すると同時に、そこには切なる思いが込められていた。「指導者が教えすぎている。このままでは子供がダメになってしまう」一体“教えすぎ”とはどういうことか? そしてなぜ子供はダメになってしまうのか? 現場レベルで起こっている問題点を探るため、山口氏を訪ねた。 2013年02月01日 text by 鈴木康浩 photo Kenzaburo Matsuoka 【サッカー批評issue57】掲載 指導者の“熱心”な声に萎縮する子供たち 千葉県内でジュニア年代のスクール「ソラ」を営む山口武史氏は、ジュニアの現場で繰り返される現状に憤まんやるかたない想いを抱き続

  • ディベートの審判 | 大栗博司のブログ

    私の子供は中学校のディベート部に所属していて、今日は北ハリウッドの学校でディベート大会がありました。 審判員が不足しているというので、私も審判員になりました。数日前に学校で講習を受けて、今日の最初のセッションでは時間を計る係りをしながら見学。午後の2つのセッションで、正式な審判をしました。 米国の学校では、野球やフットボールのようなスポーツとして、ディベートが普通に行われています。ルールもきちんと決まっていて、まず大会の2ヶ月ぐらい前に議題が発表になります。今回の議題は、 「連邦政府は太陽光発電を財政的に奨励をすべきか」 「連邦最高裁判所判事には任期を付けるべきか」 「カリフォルニア州は、ニューヨーク市にならって、砂糖飲料の販売を規制すべきか」 「国際養子縁組の害は利を上回るか」 の4つ。2ヶ月の間に、これらの議題のすべてについて討論の準備をします。 たとえば最初の議題なら、「財政的に奨励

    ディベートの審判 | 大栗博司のブログ
  • 体罰を我慢すること・隠蔽することにインセンティブを与えてはならない - 情報の海の漂流者

    スポーツを気でやっている学生にとって、高校時代の成績というのは競技人生を左右する非常に重大なものだ。 そういう人たちにとって、部活が停止になったり、新入生を獲得することに制限がかかるというのは、死活問題となる。 以下のニュースに出ているような処分は実質的に生徒へのペナルティとして機能してしまう点が問題だと感じた。 時事ドットコム:橋下大阪市長「入試中止を」=自殺生徒の高校体育科 【桜宮高2自殺】バスケ廃部も検討 バレー部も無期限停止 - MSN産経west こういう処分は、体罰を我慢することや、隠蔽することにインセンティブを与える可能性があるので、好きになれない。 体罰発覚のペナルティが在校生や新入生に及ぶ場合、体罰を受けた子供はちょっとならば黙認しよう、我慢しようと思ってしまう。そのほうが自分や仲間の競技人生にとって短期的なメリットが高いからだ。自分が訴えでたことで、チームメイトやクラ

    体罰を我慢すること・隠蔽することにインセンティブを与えてはならない - 情報の海の漂流者
  • 彼女は勉強「だけ」ができない - 24時間残念営業

    2012-11-10 彼女は勉強「だけ」ができない 最近は店長候補とする人間を育てている。二十代前半の女の子で、その子には夕方の学生の子を育てるべく二人ばかりを預けている。で、あるときその子がグチっぽく言った。 「どうも自分から動いてくれないっていうか、いつまで経っても頼りっきりなんですよね」 そんで今日、その店長候補の子と俺と、あと新人で夕方からのシフトに入る機会があった。その場合でも俺が直接教えることはあまりしない。あくまでその店長候補の子が教育係で、どっちかっていうと俺がレジとかの通常業務をやるような状態になってる。 んで、彼女が新人さんに揚げ物をやらせていた。 「すいません、フライドチキンはいくつ揚げたらいいですか」 「んー、じゃあ5で」 「それとポテトがもうじきなくなりそうですけど、これはどうしますか」 「いまはそのままでいいや」 などというやりとりをしていた。 さりげなく様子

  • Learn Code The Hard Way -- Books And Courses To Learn To Code

    積読・読書途中のに関する雑感や、オンライン上の面白コンテンツ、そして世の中の不合理に対する暴言を脊髄反射的に記す。 yutakashino (柏野 雄太) another weblog: kashino.exblog.jp Archive Learn Code The Hard Way -- Books And Courses To Learn To Code 現役のハッカーの一人であるZed Shawが自分のビジネスをやるために独立したのが2010年だそうだけれど、有名なwebサーバーであるMongrel2などを開発しながら、"Learn Code The Hardway"というプログラミングの教育コンテンツビジネスを着実に育て上げている。 この教育コンテンツの基手法は、ギターなどの楽器をマスターするときに用いられるレッスン方法や、新しい外国語の入門レッスンで使われる手法である。まず

    Learn Code The Hard Way -- Books And Courses To Learn To Code
  • 僕は自分が思っていたほどは頭がよくなかった - しのごの録

    Redditで話題になっていたポストを訳してみた。 僕は自分が思っていたほどは頭がよくなかったという高校生の独白にたいしてつけられたこのちょっと長めの返信がとても的確で示唆に富んでおり、多くの人のこころをつかんでいました。私自身、勇気づけられるというか身につまされるところがあり、忘れないために翻訳をしてみました。 まずは高校生の独白から。 僕は自分が思っていたほどは頭がよくなかった 僕はいま高校の最終学年で、次の6月に卒業する予定です。高校の成績は、いままでずっとAを取りつづけていましたが、去年始めてBをとってしまいました。もしそのBがなければ、卒業生総代に選ばれていたでしょう。 総代にふさわしいのは自分だ、つまりクラスで当に一番頭がいいのは自分だと思いたいです。でもこの一年で、僕にそれほどの知性はないし、僕より頭のいい人はたくさんいるんだということを思い知らされました。 また僕は、自分

    僕は自分が思っていたほどは頭がよくなかった - しのごの録
  • 科学英語を考える - 理学部ニュース - 東京大学 大学院理学系研究科・理学部

    著者:トム・ガリー(教養学部附属教養教育開発機構 准教授) 翻訳家・辞書編集者。1957年米国カリフォルニア州生まれ。シカゴ大学で言語学数学の両修士課程を卒業。1983年から日に在住。2002~2005年、東京大学大学院理学系研究科化学専攻で「化学英語演習」(Academic English for Chemistry)を担当。現在、教養学部でALESSプログラムのマネージング・ディレクター。

  • 「我慢できる人」は脳が違う?

  • 米国の義務教育で科学がどのように語られているか

    栗太@kuri_kuritaのツイートをまとめました。以下のツイートが、このまとめを象徴していると思います。 “ニセ科学批判者”批判をする人たちが良く言う、「科学で何でも分かると思うのは傲慢」「科学では分からないこともある」という類いの批判は、アメリカの義務教育で教えられている程度の「科学とは何か、何でないか」と比べるだけでも、まったくトンチンカンな言いがかりだということがわかる。

    米国の義務教育で科学がどのように語られているか
  • 生涯所得を数千万円変える“本当の”情報格差/若者よ書を求め街へ出よ? - デマこい!

    私の趣味はボードゲームで、休日には友だちと集まってわいわい遊んでいる。 ボードゲームはいい。まずカネがかからない。そして一晩中でも遊んでいられる。学生、サラリーマン、フリーター、派遣、ニートetc... かなりヘテロな仲間たちがゲームひとつで仲良くなれる。 あれは友人宅でドミニオン合宿を開いたときのことだ。その家の棚のすばらしさに目を奪われた。 ◆ その友人は――自分より一回り以上年上の人を「友人」と書くのは抵抗があるけれど、四十路を回ったばかりのイケメンなおっさんで、職業はデザイン関係、国立K大学の出身であり今はフリーランスで活躍している。広々とした一戸建てに暮らし、小学生の子供が二人。絵に描いたようなリア充だ。爆発すればいいのに。家の内装は彼自身の手でデザインしたという。 そして、棚があまりにも理想的だった。 腰ぐらいの高さの棚が、リビングの壁の一面に沿って並んでいた。薄くて固い

    生涯所得を数千万円変える“本当の”情報格差/若者よ書を求め街へ出よ? - デマこい!
    xiong_tai
    xiong_tai 2011/08/15
    親の読書習慣の有無は大きい。小学校低学年以下は別として、それ以上ならご立派な書棚を押し付けなくても、学校の図書館等で十分では?あと、読書好きは勉強はできてもインプット偏重になりやすい←自分のことだけど
  • 暴言と知性について - 内田樹の研究室

    復興相が知事たちに対する「暴言」で、就任後わずかで大臣を辞任することになった。 この発言をめぐる報道やネット上の発言を徴して、すこし思うことがあるので、それについて書きたいと思う。 松大臣が知事に対して言ったことは、そのコンテンツだけをみるなら、ご人も言い募っていたように「問題はなかった」もののように思われる。 Youtube で見ると、彼は復興事業は地方自治体の自助努力が必要であり、それを怠ってはならないということを述べ、しかるのちに「来客を迎えるときの一般的儀礼」について述べた。 仮に日語を解さない人々がテロップに訳文だけ出た画面を見たら、「どうして、この発言で、大臣が辞任しなければならないのか、よくわからない」という印象を抱いたであろう。 傲慢さが尋常でなかったから、その点には気づいたかもしれないが、「態度が大きい」ということは別に政治家が公務を辞職しなければならないような

    xiong_tai
    xiong_tai 2011/07/06
    教師として私は、若者たちに「知性が好調に回転しているときの、高揚感と多幸感」をみずからの実感を通じて体験させる方法を工夫してきた。 その感覚の「尻尾」だけでもつかめれば、それから後は彼ら彼女らの自学自
  • フィリピン系オンライン英会話は日本の英語教育を本当に根こそぎ変えてしまうかもしれない

    「毎日25分話しても5,000円。毎日50分話しても8,000円」そんな価格の安さばかりが注目される「フィリピン系オンライン英会話」。でも実は英会話を教えている講師陣は高学歴者が多いです。 そして英会話だけでなく、彼らの専門知識に注目すればオンライン英会話の可能性が一気に広がります。 【連絡】記事が好評でしたので、内容を補足する記事を下記にまとめました。 続きを読む

    フィリピン系オンライン英会話は日本の英語教育を本当に根こそぎ変えてしまうかもしれない
  • 卒業式を中止した立教新座高校3年生諸君へ。 | 立教新座中学校・高等学校

    諸君らの研鑽の結果が、卒業の時を迎えた。その努力に、校教職員を代表して心より祝意を述べる。 また、今日までの諸君らを支えてくれた多くの人々に、生徒諸君とともに感謝を申し上げる。 とりわけ、強く、大きく、校の教育を支えてくれた保護者の皆さんに、祝意を申し上げるとともに、心からの御礼を申し上げたい。 未来に向かう晴れやかなこの時に、諸君に向かって小さなメッセージを残しておきたい。 このメッセージに、2週間前、「時に海を見よ」題し、配布予定の学校便りにも掲載した。その時私の脳裏に浮かんだ海は、真っ青な大海原であった。しかし、今、私の目に浮かぶのは、津波になって荒れ狂い、濁流と化し、数多の人命を奪い、憎んでも憎みきれない憎悪と嫌悪の海である。これから述べることは、あまりに甘く現実と離れた浪漫的まやかしに思えるかもしれない。私は躊躇した。しかし、私は今繰り広げられる悲惨な現実を前にして、どうして

    卒業式を中止した立教新座高校3年生諸君へ。 | 立教新座中学校・高等学校
  • 小論文の添削でしょっちゅう指摘したこと - らいおんの隠れ家

    うめぇヨーグルトソースでもいかがですか。個人差にもよりますが。もしよろしければ。 お久しぶりです。 最近うんめぇ〜と思ってるヨーグルトソースがあるので、書いていこうと思います。 ヨーグルトとハーブ類をもりもり使うので、そういうのがべられない方にはうんめぇソースではないです。ごめんなさい…。もしよろしければお茶だけも…旦~ 【用意する…

    小論文の添削でしょっちゅう指摘したこと - らいおんの隠れ家
  • 為末大「人を喜ばせる為に生きてやいないか」

    丹埜倫 @rontanno 「あれほど」が何を指すのか分かり兼ねますが、僕は小学校教育だと思いますね。イギリスの全寮制から小6で日の公立小学校に転校したときの衝撃は忘れません。同一性を重んずるという意味では、正直カルトに近いものを感じました。@daijapan なぜ日人は偏りをあれほど嫌うのか 2010-12-15 02:00:50 爲末大 Dai Tamesue 熟達論発売中 @daijapan 偏ってないってことは誰かと替えがきく存在になるって事だと思うんですけどね RT @RonTanno: 「あれほど」が何を指すのか分かり兼ねますが、僕は小学校教育だと思いますね。イギリスの全寮制から小6で日の公立小学校に転校したときの衝撃は忘れません。同一性を重んずるという意味で 2010-12-15 02:12:24 丹埜倫 @rontanno 全くその通り。同一性が求められる単純作業は今

    為末大「人を喜ばせる為に生きてやいないか」
  • 3×5≠5×3問題について - 真夜中は別の人

    流れ的にはこんな感じ そういえば掛け算にはそんなルールが あったな 【最短理解】なぜ5×3ではなく3×5なのか – ワタタツの日記! かけ算の5×3と3×5って違うの? - Togetter 【ゆっくり理解】なぜ3×5で正答で、5×3が誤答なのか | Kidsnote 夜中なので簡潔に4つ目のエントリで扱われている学習指導要領解説について中心に述べる。あちらではなぜかソースが明示されていないが、以下の平成20年版の小学校学習指導要領解説の「算数編」のことだと思われる。 小学校学習指導要領解説:文部科学省 算数(1)(PDF) 算数(2)(PDF) 各学年の指導内容については「算数(2)」に載っている。この件で問題になっているのは小学2年生の学習範囲なので、「算数(2)」のP.79〜P.100が該当する。 さて、あっさり結論から書いてしまうが、この指導要領解説中に乗法の式の順序を重視せよと書

    3×5≠5×3問題について - 真夜中は別の人
  • 科学好きのために 1 「なぜ日本では楽しみとしての科学が定着しないのか」 - センス・オブ・ワンダラー

    科学「科学好きのために」連載の第1回です。今回はタイトルにもあるように「なぜ日では楽しみとしての科学が定着しないのか」ということをサブテーマにして考察していきます。この記事は科学者、科学ジャーナリスト、科学好きのいずれにも広く読んでもらいたいです。 そもそも日で「楽しみとしての科学」が定着しているのかしていないのか、あるいはしつつあるのかしたことがあるのか、僕には分かりません。しかし、個人的な感覚では全然定着していないように感じています。もちろん属するコミュニティや友人関係によってこの感覚は違うと思いますが、定着していないということを仮定して進めていきます。仮に定着しているとしても読んで無駄にはならないことを書いていきますので、ご安心を。 さて、最初は「楽しみとしての科学」の現状を把握することにしましょう。日の現状と、欧米、特にアメリカの現状を比較してみます(ときどきヨーロッパ代表で