東京・池袋で4月、暴走した乗用車に母子2人がはねられて死亡した交通事故で、運転していた飯塚幸三・元通産省工業技術院院長(87歳)について、読売新聞がこれまで使っていなかった「容疑者」の呼称を使い始めたことがネット上で静かな話題になっている。 読売新聞は事故直後から容疑者の呼称を使ってこなかったが、17日付の夕刊で「池袋暴走、87歳を聴取」と題した記事で、警視庁が任意で事情聴取を行なっていたことを報じた段階から、次のように「飯塚幸三容疑者」と記載(太字は編集部注)。 先月19日に起きた東京・池袋の暴走事故で、警視庁が車を運転していた旧通産省工業技術院の元院長・飯塚幸三容疑者(87)を、自動車運転死傷行為処罰法違反(過失運転致死傷)容疑で事情聴取していたことが捜査関係者への取材でわかった。 この記事はすでに読売新聞オンラインでは会員限定でしか読めなくなっているが、翌18日朝、退院した直後の速報