日立製作所は会話音声をテキスト化する「音声書き起こし支援サービス」の販売を開始した。雑音が含まれていたり、複数人の音声が重なっていたりしても、話者を識別して、話者ごとに分離したテキストを生成できる。 日立製作所は2018年10月16日、会議や商談などの会話音声をテキスト化する「音声書き起こし支援サービス」の販売を開始した。同年6月27日に発表したAI活用の「チャットボットサービス」に続く、対話型botを活用して業務改革や新たな価値の創出を支援する「デジタル対話サービス」の第2弾と位置付ける。 音声書き起こし支援サービスは、音声認識技術を利用して、会話の音声データをテキストに変換するクラウドサービス。日立製作所独自の2つの技術を用いる。一つは雑音や反響音を除去して認識対象の音声のみを抽出する雑音除去技術。もう一つは複数方向からの音声を別々に認識する音源分離技術。 これらの技術によって、雑音を