少し前に、PythonのC/C++へのインターフェイス作成手段としてはctypesとboost.pythonが良さそうだという話を書いた。その後ctypesの使用例をメモった。 すでにCで開発されたライブラリがある場合にはctypesを使った方が楽だと思う。しかしC++や、あるいは自分でさらから書く場合にはC++を使いたいところ。場合によっては基本的にはC++で開発し、その後より楽に使用するためにPythonからも使えるようにしたい事もある。 そういう訳で、個人的にはPythonのC/C++インターフェイス開発にはboost.pythonが一番だと思う。Python自体に標準的に付随するものではない点だけが気になるところだが、とても簡単にC++のプログラムへのインターフェイスが作成できる。 というわけで、boost.pythonの使用例をメモ。 まず、C++で適当にクラスでも作る。ここでは