清水建設が仕掛ける「ニューノーマル時代のオフィス」 社員のタグから位置情報を可視化:単なるコスト増か? 生産性向上か?(1/2 ページ) 大手ゼネコンの清水建設が、ニューノーマル時代の新たなオフィスの在り方を打ち出している。デジタル技術を活用して、リモートワークとコロナ禍に対応した、パフォーマンスの向上につながる「Shimz Creative Field」(シミズ・クリエイティブ・フィールド)を公開した。 当面は本社の設計、営業フロアを全面改修し、Shimz Creative Fieldのモデルフロアとして、オフィスの新築・改修を計画しているビル所有者の見学を受け入れる。今後について奥山昌則・プロポーザル・ソリューション推進室、FMソリューション部長は「施主にこの考え方を提案して、案件受注に結び付けたい」と話す。 コロナ禍の長期化を受けてゼネコンやデベロッパーは新しいオフィスの在り方を検討