ブックマーク / sisoa.hatenablog.com (154)

  • 00年代と90年代ファッション,どちらがお洒落? - 音楽と服

    ファッション90年代リバイバル化が叫ばれて久しい。 この間,職場の同僚と立ち飲み屋で一杯やっていたら,天神大名のあたりに最近また古着屋が増えているらしい。 私が学生の頃はちょうど古着ブームの真っ盛りで,大名にもスピンズをはじめとした古着屋が文字通り軒を連ねていた。 私も講義の合間に暇さえあれば天神まで出て古着を漁っていた。 同僚とは同い年だったので,学生時代のそうしたファッション事情でも盛り上がった。 ところで,私が10代後半から20代を過ごした00年代は青春真っ只中の時代と言い換えてもよい。 その頃に活躍したアーティストのファッションは記憶に新しいところだ。 現在のトレンドと比べてどうなのだろうか? なんなら,00年代〜ポスト・パンク・リバイバル世代と,90年代〜ブリット・ポップ世代のファッションを比べたらどんな違いが浮かび上がってくるだろうか? そんな疑問が湧いてきたので,検証してみる

    00年代と90年代ファッション,どちらがお洒落? - 音楽と服
  • 転がり続けると決めた男たちの勝利宣言 - 音楽と服

    なんじゃこりゃ? 買い求めてから二週間,ずっとカーステレオでかけっぱなしにしてるけど,今日自分の中で何かが弾けた。 ・・・・・・・・・・・・・ この「二週間」というのは,新しく聴くアルバムの自分なりの評価が定まってくるタイミングだと思っていて,ほとんどはそれくらいのタイミングで「そろそろいいや」と思ってラジオに切り替えたりBluetoothにして聴き慣れた別の楽曲を流したりするものだ。 春に出たブラーや夏のジェイソン・ムラーズ,秋口に出たケミカルブラザーズの新作も残念ながらそっちの仲間だった。 それなのに,このアルバムは何だ。 このアルバム。 バンドの屋台骨であるチャーリー・ワッツを失っても,60年の歴史を経てもなお転がり続けるロックンロール・バンド。 彼らの18年ぶりのオリジナル新作アルバム「Hackney Diamonds」を購入する際は,正直ちょっと躊躇いがあった。 "前作"である0

    転がり続けると決めた男たちの勝利宣言 - 音楽と服
    y-devotion
    y-devotion 2023/11/15
    ご無沙汰してました👍👍
  • フリッパーズの名曲MVは,あのヒット曲の元ネタか - 音楽と服

    最近,フリッパーズ・ギターを聴いている。 フリッパーズ・ギターと言えば,小山田圭吾と小沢健二のユニットだ。 私はコーネリアスは聴いたことがないけれど,小山田が所属していたメタファイヴは大好きだし,小沢健二も個人的にかなり愛聴していたので,この二人が昔組んでいたユニットなので,どんな音楽を鳴らしていたのか,以前から気にはなっていた。 sisoa.hatenablog.com sisoa.hatenablog.com ・・・・・・・・・・・・・・・・ それが先日,たまたま天神に行く用事があって,時間があったのでタワレコに立ち寄ってみると,フリッパーズのCDが一枚だけ置いていたのだ。 それが,彼らのセカンドアルバム「カメラ・トーク」だ。 CAMERA TALK アーティスト:FLIPPER’S GUITAR,DOUBLE KNOCKOUT CORPORATION PSC Amazon Amazo

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  • ファッションで見るスピッツの”とげ”と”まる” - 音楽と服

    まずは下の写真を見てもらおう。 言わずもがな,90年代から日のロック・シーンを最前線で牽引する,スピッツである。 これは彼らがブレイクした直後の,90年代半ばの写真だと思われる。 前面に立つボーカルの草野マサムネはくたびれたワーキングジャケットにタータン・チェックのシャツ,真っ白オーバーサイズのスラックスを合わせている。爽やかな着こなしだ。 左手にポータブルのレコード・プレーヤーを携えている。 ベースの田村明浩は,白のキャップに黄のダウンベスト,ざっくり太いボーダーT。 カーキっぽいワークパンツに,ブーツはレッドウイングか。 この二人の装いから,季節は春ではないかと察せられる。 後ろの崎山龍男(ドラム)は黒のジャケットにダーク・トーンのインナーで落ち着いたコーディネートだ。 この写真だけの印象からすると,スピッツとはカジュアルなファッションで,さぞ軽やかなポップ・ソングを奏でるグループと

    ファッションで見るスピッツの”とげ”と”まる” - 音楽と服
    y-devotion
    y-devotion 2023/02/12
    三輪さんの出で立ちは昔よくヘイヘイヘイでいじられていましたね☺️草野さんが「彼がいないとスピッツじゃない」と浜ちゃんに言ってたのを覚えてます✨
  • 1980年代のザ・クラッシュのファッション - 音楽と服

    「村上ラヂオ」を初めて聴いた 先日,早朝にニュースサイトを閲覧していたら,1月29日に放送された「村上ラヂオ」についての記事を見つけた。 その日の特集が「1980年代ヒット・パレード」で,マイケル・ジャクソンやらヴァン・ヘイレンなどのヒット曲を流していたそうで,サイトの一番下に出ていた「ラジコなら1週間無料視聴」というリンクに心を動かされ,早速ラジコをインストールしてみた。 するとまあ,真夜中の仕事部屋に訥々とした村上さんの声が響き渡るわけです。 原稿を棒読みしているような平坦な声で,曲間に感想のような紹介のような一言を入れて後はひたすら曲を流していく。 80年代と言えば村上さんは,経営していたジャズバーを閉め,執筆業に専念し始めた頃で,ジャズからは少し離れてポップスやクラシックを多く聴いていたということだ。 自分が愛聴していたポップスや、リクエストのあった曲とのエピソードをぼそりと呟きな

    1980年代のザ・クラッシュのファッション - 音楽と服
    y-devotion
    y-devotion 2023/02/04
    村上ラヂオ。気になります。聴いてみようかな(^^♪
  • 言い訳にかえて~スマホラマダンと高橋さんの死とチック・コリア~ - 音楽と服

    はじめに,言い訳として 皆さん,お久しぶりです。 約三週間ぶりの更新になります。 ブログを始めてから,これだけ長い期間何も書かなかったのは初めてです。 何も書かないどころか,スマホ自体をほとんど見なかった三週間。 先々週の一日のスクリーンタイムの平均は,45分。 先週の平均は1時間。 何をしていたかと言うと,スマホラマダンである。 極力スマホを見ない生活を送るようにしている。 もともとスマホを見る時間は長い方ではなかったが,それでも休日はスクリーンタイムが3時間を超え,目の前にいる家族との関わりがついおざなりになってしまったり,仕事のために取っておきたいクリエイティビティがブログのネタ思考に取られていたり,まあいろいろと弊害も出ているなあと思って,ちょっと生活を見つめ直してみようと思ったわけだ。 スマホラマダン期間中に起こったこと スマホを見なくなって三日後くらいに,高橋幸宏さんが亡くなっ

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  • ポール・マッカートニー・アンド・ウイングス〜古くて素敵なクラシック・ロック〜 - 音楽と服

    令和5年に入ってから始めた「古くて素敵なクラシック・ロック」シリーズ。 sisoa.hatenablog.com sisoa.hatenablog.com 第3回は,ポール・マッカートニー。 言わずと知れたザ・ビートルズのメインソングライター,ポール。 ビートルズ好きな人とは必ずと言っていいほど, 「ジョン派?ポール派?」 という話をするが,私は間違いなくポール派だ。 理由を一つ挙げるとすれば,「ポップだから」。 これに尽きる。 ポップ・ソングの引き出しが驚くほど多く,そして深い。 最近の作品を聴いていても,この人の才能は枯渇することを知らないのかと当に思わせてくれる。 まあ,キャリアの長い人だし作品も多いので,良し悪しはあるにせよ,彼がポップミュージックにもたらした功績というのは計り知れないだろう。 今回は,そんなサー・ポールの作品の中からウィングス時代の3作品をご紹介。 ちなみにウィ

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  • 妻の誕生祝いに九響のニュー・イヤーコンサートに行ってきた話 - 音楽と服

    九州交響楽団(九響)のニューイヤーコンサートに行ってきた。 クラシックには殆ど縁のない私が,なぜ九響のコンサートに行くことになったのかと言うと,話は1月2日まで遡る。 うちのは1月に入ってすぐ誕生日がくるので,昨年もの誕生日に向けて「歌うたいのバラッド」の練習をしていた息子の記事を書いていた。 sisoa.hatenablog.com 今年の正月に,に 「誕生日のプレゼントは何がほしいの?」 と聞いてみると, 「時間がほしい。」 という答えが返ってきた。 男の子が三人いて,共働きの夫婦なので普段は自分たちの時間など皆無に等しい。 だからその気持ちはとても分かるのだが,ではどんな時間がほしいのだろうか? 答えを出すのに,そう時間はかからなかった。 コンサートに行こう。 できれば,クラシックがいい。 は幼い頃からピアノをやっていたこともあり,数年前に地域の楽団による小規模のコンサートに

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    y-devotion 2023/01/09
    一度は行ってみたいものです('ω')羨ましい。文章上ですが、奥様の格好が素敵そうだと思いました。
  • 古くて素敵なクラシック・ロック〜フェイセズ〜 - 音楽と服

    ひょんな思い付きから始めた,「古くて素敵なクラシック・ロック」シリーズ。 sisoa.hatenablog.com 第二回は,フェイセズ(Faces)です。 よく,スモール・フェイセズ(Small Faces)と間違えられるフェイセズだけど,この2組のバンドは深く関係している。 スモール・フェイセズは1965年から69年まで活動した英国のロック・バンドで,スティーブ・マリオット(g)とロニー・レイン(b)が中心となって人気を博した。 しかし,中心人物のスティーブが別バンドを結成するために脱退したため,残されたロニーやイアン・マクレガン(k)らは,ジェフ・ベック・グループをクビになってフラフラしていた友人のロン・ウッド,ロッド・スチュワートをバンドに誘い,フェイセズを結成した。 ロン・ウッドは,今や泣く子も黙る世界最高峰のロックン・ロールバンド,ザ・ローリング・ストーンズのギタリストとして名

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  • 元祖「UKのメランコリックで内省的なバンド」ザ・スミスが起こした革命 - 音楽と服

    年末にThe1975についての記事を書いた。 sisoa.hatenablog.com 彼らは2013年にデビューしたバンドだが,デビューアルバムを出した後,2作目を出すまでのタイミングでロッキング・オンのインタビューを受けていたので,その記事を読んでいた。 すると,彼らがルーツとする音楽が,マイケル・ジャクソンやフィル・コリンズなど80年代アーティストを中心とするとの記述があった。 The1975の音楽を初めて聴いた時の第一印象が,UKのバンドらしいUKのバンドだなということ。 私が思う「UKらしさ」とは,「メランコリックで内省的な」要素を持っていると言うことだが,The1975はそのど真ん中を行くような雰囲気を感じ取ったのだ。 sisoa.hatenablog.com この「メランコリックで内省的な」雰囲気というのは,2000年代に格的に洋楽ロックを聴き始めた私にとっては,90年代の

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  • 紅白2022出演アーティストのファッション・チェック - 音楽と服

    ここ数年,NHK紅白歌合戦が面白い。 特にここ2,3年は新型コロナの感染拡大による無観客開催が続いたこともあり,NHK気で,「どうすれば番組を観てもらえるか?」という積年の課題と向き合っていく姿勢が見受けられた。 そして,その努力はある程度奏功してきたように思える(視聴率云々ではなく,あくまで個人的感想としてだけど)。 ところで,私が「音楽と服」というコンセプトのブログをやっている以上,どうしても気になってしまうのが出演するアーティストの衣装だ。 以前ほどではなくなったにせよ,やはり出演アーティストにとって,紅白というのは一世一代の大舞台であるはずだ。 そんなここ一番ステージで,彼らがどんな服で歌い,自己を表現していたのか,チェックしていきたい。 ※画像の引用元は全て2022NHK紅白歌合戦です。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1 SEKAI NO OWARI(Fukase)

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    y-devotion 2023/01/01
    佐野元春さんのレザージャケットがカッコ良かったですねー☺️あんなふうに年を取りたい☺️今年もよろしくお願いします!
  • 年忘れジャズ・ナンバー3選 - 音楽と服

    令和4年最後の日になった。 年末の買い出しでイオンに行ったついでにCD屋を覗いて,一枚買ってきた。 チック・コリアの,「リターン・トゥ・フォーエヴァー」だ。 リターン・トゥ・フォーエヴァー ECM Records Amazon 70年代に流行した,ジャズにエレキ・サウンドを取り入れた「フュージョン」の代表的な一枚,という触れ込みだ。 私はこの「フュージョン」期のサウンドについては,マイルズ・デイビスの作品で知っているくらいで,正直難解なイメージしか持っていなかったのだけど,このチック・コリアの「リターン〜」はよかった。 何がよかったかと言うと,カタルシスが分かりやすく表出されている点だ。 特に終盤は,オーケストラのクライマックスが何度も押し寄せてくるような高揚感だ。 ジャンルを越えて,音楽ってやっぱり素晴らしいと思わせてくれる作品だ。 www.youtube.com ・・・・・・・・・・・

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    y-devotion 2022/12/31
    良いお年をお迎えください✨✨
  • 2022年iTunes私的再生回数ベスト5 - 音楽と服

    今年もあと早いもので,残り一週間を切った。 このブログを書くようになってから一年とちょっと。また昔みたいに音楽をよく聴くようになった。 実は昨年まで5年近く,贔屓にしているアーティストの新作を別にすれば,聴いたことのないジャンルやニューカマーの音楽に触れる機会が激減していた。 新しい音楽に触れるのはわりとエネルギーが要るものだし,自分の好みに合わない可能性もある。 それよりは,「いい」と決まっている安全パイを選んだ方が確実だ。 フジロックに毎年参戦していた頃は,「予習」しておくとより楽しめるので,積極的に新しい音楽に触れていた。 そのフジロックにも行かなくなって早5年以上。 私が新しい音楽を追求しなくなった年月とちょうど重なる。 今回の記事を書くに先立って,昨年の今頃投稿した記事を読んでみた。 昨年のiTunes再生回数ベスト5のうち4組は10年以上前から愛聴してきたアーティストたちだった

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    y-devotion 2022/12/28
    私、この中だとやはりジョンレノンのスプリングコート・G2が印象深いです(^^♪
  • 私がビートルズの「Revolver」スペシャル・エディションを勧める二つの理由 - 音楽と服

    「ブルータス」が特別号として出していた村上春樹特集を読んでいたら,面白いインタビューが載っていた。 好きなビートルズのアルバムに関するやり取りである。 ーアルバムは何がお好きですか? 村上 個人的にはやっぱり,「Rubber Soul」ですね。この間,Netflix映画観てたら,マフィアの親分が,子分に「お前はビートルズのアルバムの中で何がベストだと思うか?」って聞いていて。「Sgt. Pepper~」と子分が言ったらすぐに撃ち殺されてた。 ー親分は何が好きだったんですか?(笑) 村上 最後には明らかにしたと思うんだけど何だっけな?変なのが好きだったんだよな,「ホワイト・アルバム」だったっけな?いや,「Let it be」だ。 ーわかりやすい好みですね。「ホワイト・アルバム」好きの親分だったら逆にこわいです。 村上 「Sgt. Pepper~」って言ったらすぐ殺される(笑)。 「BRUT

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  • 「音楽と服」が勝手に選ぶ2022年アーティスト・ベストドレッサー - 音楽と服

    年の瀬も押し迫ってきました。 今年はここ数年になくベテランや若手アーティストの新作に多く触れた一年になった。 その中から,勝手にベストドレッサーを選出してみた。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1位 藤井風 若干ミーハーな気もしないでもないけど,1位は藤井風くん。 sisoa.hatenablog.com 勿論音楽も好きなんだけど,彼のファッションに関しては昨年の紅白のときから気になっていた。 部屋着のようにリラックスした雰囲気のグレイ上下に,足元はファーのようにもっこりボリュームあるスリッパ。 その格好で実家の倉庫でピアノを弾きまくっていたかと思えば,そのまんまの格好でNHKホールに登場するというサプライズ。 実家での映像は実は録画だったというオチですね。 このブックレットの写真も,つきはぎのセットアップのところどころにアクセントカラーの赤や紫を散りばめ,目の上にペイントを施して差

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    y-devotion 2022/12/23
    藤井風は確かにオシャレですね(^^♪個人的には菅田将暉さんが一番好きです
  • ロックの「思春期性」が凝縮されたTHE 1975「外国語での言葉遊び」 - 音楽と服

    師走の週末,博多駅は人で溢れ返っていた。 今年の3月までは3年間毎日のように通った駅構内に,足を踏み入れた。 まだ一年経っていないが,ここを通っていた日々が遠い過去のことのように思える。 sisoa.hatenablog.com 腕時計を確認すると,17時45分。 時間まではまだ30分ある。 大学の部活の同期と飲む約束をしていた。 外での飲み会は約一年振り。 そして,場所が博多駅横のビルだったので,予め予定より少し早く行き,阪急に入っているタワレコに寄ろうと決めていた。 こういう機会がないと,タワレコに行くこともない。 家の横のイオンに入っているCD屋には,洋楽のCDと言えばイーグルスやストーンズなど所謂「大人のロック」がほとんど。 Amazonでだいたいの物は買えるが,やはり自分の目で作品を見て,視聴して選ぶという体験に勝るものはない。 ということで,短い滞在時間ではあったが,タワレコに

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  • 電気が走る職場 - 音楽と服

    「電気が走る。」 これは比喩ではない。 言葉通りの意味である。 私の職場の話だ。 春から, 「うちの職場は静電気がヤバい」 と噂には聞いていた。 春から夏にかけては,湿気のおかげかさほどではなかったが,寒さが厳しくなるにつれ,その「ヤバさ」の全貌が露わになってきた。 まず朝。 タイムカードを処理するPCに触れた途端,パチっとなる。 自分のデスクに座り,引き出しに手をかけた途端パチっとなる。 コピー機の上蓋に手をかけた途端バチっとなる。 水道の蛇口をひねろうとした途端にバチっとなる。 同僚に書類を渡そうと,手を触れた途端パチっとなる。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ともかく,金属系のもの(たまに人)に触れるだけで,高い頻度で静電気が走るのだ。 指先に少し弾けた感覚だけの時もあれば,骨まで響く感電レベルの時もある。 最近では,毎日 「パチッ」 「痛っ!」 と誰かが声を上げるのが日常茶飯

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    y-devotion 2022/12/17
    私も静電気めちゃくちゃキマす😅なので、気持ちわかるなあ😅😅
  • 「ロッキング・オン」年間ベスト新旧比較から紐解くシーンの変遷 - 音楽と服

    毎年年末になると,「ロッキング・オン」が年間アルバムベストを発表する。 セールスや配信だけでなく,シーン全体に及ぼした影響なども加味し,編集部で厳選したトップ50である。 私は20代前半から「ロッキング・オン」を購読し始めて以来,この号を毎年楽しみにしている。 ところで,今年のランキングを見ながら頭に浮かんだのは 「だいぶシーンの淘汰が進んできたな。」 という感想だった。 私が購読を始めた当初のランキングと比べたらどう変化しているのだろう,と手に取ったのが2007年の年間ベスト号。 この年(2007年)は表紙にレディオヘッドが出ていて,年間ベストは彼らのアルバム「イン・レインボウズ」だった。 2007年と2022年。 15年を経て,音楽シーンはどんな変遷をたどっているのか。 ランキングを基に紐解いてみるのも面白そうだと思ったのが,今回の記事を書いてみようと思ったきっかけだ。 ・・・・・・・

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  • 200回目の御礼 - 音楽と服

    おかげ様で,この記事が200記事目になります。 前回,100記事記念に,これまでの記事で登場回数が多かったアーティストをランキングで紹介するという試みを行いました。 sisoa.hatenablog.com ということで,今回も101記事〜199記事までで,登場したアーティストの回数を集計してみました。 「音楽と服」というコンセプトながら,この半年ほどの音楽的嗜好がかなり反映された結果になりました。 カッコ内は登場回数です。どうぞお楽しみください。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 第5位 KIRINJI(4回) まず第5位だが,4回登場で4アーティストいる。 ちなみに第2位が3アーティスト(5回登場)いるので,2位の次はもう5位ということになる。分かりにくくてごめんなさい。 第5位一組目はKIRINJI。 個人的に今年一番の収穫はKIRINJIの魅力を発見したことだと言っていい。

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  • 「縛り」の中でより「自由」に~ジャック・ホワイトの考え方~ - 音楽と服

    私の仕事机の横には、バーのカウンターなどに使われてそうなちょっと高めのスツールが置いてある。 そのスツールの高さが、丁度机の高さと同じくらいなのをいいことに、買ってきたCDを積んでいる。 愛用のチボリのオーディオがすぐ横の棚の上に置いてあるので、CDを取り換えやすいのだ。 500枚収納のCD棚がもう既に一杯になっているので,新しく買ったCDはひたすらスツールの上に積まれていくことになる。 現在、スツール上には30枚ほどのCDが2列に積まれている。 毎朝仕事をするときに,このCDの山の中から聴く音楽を選ぶのだが,ここ数日選ばれているのが,ジャック・ホワイトが今春~夏にかけてリリースした2枚のアルバムだ。 sisoa.hatenablog.com ジャック・ホワイトという男は当に底が知れない男で,これまでリリースしてきた数々の形態(バンド,デュオ,ソロ)において一作も駄作を残していない稀有の

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