「政治家はたくさんお金をもらっているけど、どういう気持ちで低所得者対策をやっているの?」「もりかけ問題をこれ以上、追及する必要はあるの?」――。希望の党の玉木雄一郎代表は28日、東京都町田市の法政大学で講演し、学生から質問を受け、キャンパスを舞台に「論戦」を繰り広げた。 政治家の厚遇ぶりを女子学生に問われた玉木氏は「何に使っているかは全部公開しているが、だいたい2千万円くらいもらっている」と説明。「その半分は、事務所に入れて人件費と事務所費に使う。税金でまかなえる秘書は3人。もう少し雇わないと良い仕事はできないので、10人くらいの秘書がいる。給料を突っ込んでも足りないので、(政治資金)パーティーで稼いでいるのが実態」と語り、国会議員の台所事情を打ち明けた。 「日本が重大な問題を抱えている中で、森友・加計学園問題をこれ以上追及する必要があるのか」と、野党の姿勢に疑問を投げかけた男子学生には「