日産自動車のカルロス・ゴーン会長が金融商品取引法違反の疑いで逮捕されたことを受けて、日産の西川廣人社長が19日夜10時から記者会見し、「社内調査で、ゴーン会長に本人の主導による重大な不正行為が確認された。断じて容認できる内容ではなく解任を決断した」と述べたうえで陳謝しました。 そのうえで、今週の木曜日にゴーン氏の代表権そして会長職を解くことを提案して承認すべく、取締役会を招集する予定であることを明らかにしました。 さらに西川社長は「株主、関係者の皆様に多大な心配をおかけする事態となり、会社を代表して深くおわび申し上げたい」と述べて陳謝しました。 記者会見で西川社長は「去年からコンプライアンスの徹底を進めるなかで出てきた重大事案だ。とても大きい問題で重大な事案だが、徹底的に対策を進めていきたいと思っている」と述べました。 日産自動車では、国内の5つの工場で車の燃費や排ガスの検査の際、排ガスの