東京オリンピック柔道男子100キロ級で、初出場のウルフアロン選手が金メダルを獲得しました。日本のこの階級での金メダルは、2000年のシドニー大会以来5大会ぶりです。 オリンピック初出場のウルフ選手は初戦の2回戦を一本勝ち、続く準々決勝を優勢勝ちし順当に勝ち上がりました。 準決勝ではジョージアのバーラム・リパルテリアニ選手と対戦し試合開始2分40秒ごろに大内刈りで技ありを奪って優勢勝ちしました。 決勝は、韓国のチョ・グハム選手と対戦しました。 互いに技を出し合いますが勝負は決まらず、試合は延長戦にもつれ込みました。 延長でウルフ選手は大内刈りや内股で攻め続け、延長5分半ごろ、大内刈りで一本勝ちしました。 ウルフ選手は初めてのオリンピックで金メダル獲得です。 日本のこの階級での金メダルは、男子の日本代表監督を務める井上康生さんが2000年のシドニー大会で獲得して以来、5大会ぶりです。