「軽量Ruby」と呼ばれる組み込み向けプログラミング言語の開発プロジェクトが進行する中、IIJはその取り組みとして、IIJ独自開発のサービスアダプタ「SEIL」にmruby(軽量Rubyの実装)を載せた動作検証を行いました。本稿では、軽量Rubyの概要と、SEILに軽量Rubyを組み込むことで解決されるような計画についてご紹介します。 軽量Rubyとは 軽量Rubyは、家電製品などの開発生産性を向上させることを目指して設計されたRuby言語です。現在、軽量Rubyは産学共同プロジェクトとして開発が進められ、経済産業省の「地域イノベーション創出研究開発事業」に採択されています。主な開発メンバーは、福岡CSK、ネットワーク応用通信研究所(NaCl)及び九州工業大学で、IIJは評価協力企業として2011年秋頃より参加しています。 近年は、家電などの開発生産性の向上が情報産業全体としての課題となっ
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