国の名勝や史跡に指定されている熊本市の日本庭園「水前寺成趣園」では、地震の最初の揺れのあとから池の水が干上がり、専門家は「地下水の流れが変わるなどして、水が湧き出なくなったのではないか」と話しています。 その後、非常用の給水ポンプで井戸水を入れ、今は面積の2割ほどに水がありますがまだ広い範囲で池の底が見えています。 出水神社の岩田徹宮司は「池の水が干上がったのは初めてで本当にびっくりしました。なんとかまた湧き水が湧き上がってほしい」と話していました。 池の様子を見に来たという近所の63歳の男性は「高校の卒業アルバムを撮ったりした思い入れの深い池なので、本当にいたたまれない気持ちです」と話していました。 原因について、熊本市の地下水に詳しい熊本大学の嶋田純特任教授は「地震の影響で地盤が傾き、地下水の流れが変わったか水位が下がったかして、水が湧き出なくなったのではないか」と話しています。 一方
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