AI、IoTが実装される第四次産業革命に向けては、データの収集・活用や関連技術の開発は企業の競争力の源泉であり、その重要性がますます高まっている。 経済産業省では、データ利活用促進に向け、企業における管理・契約等の実態調査を実施しました。 1.背景 企業が他社とデータをやり取りする際には、データの取扱について契約を締結することが一般的であり、当該契約は企業のビジネス戦略において、その重要性はますます高まっています。 経済産業省では、データ利活用に関する制度の検討を行うために、企業におけるデータの管理・契約の実態について調査を行いました。 2.調査概要 本調査では、企業におけるデータの管理・契約等の実態把握を目的として、アンケート調査、ヒアリング調査を行い、その結果を取りまとめました。 <アンケート調査> 送付先:東証一部上場企業 2019社 回答企業:304社(15.1%) <ヒアリング調