電通デジタルでバックエンドの開発をしている齋藤です。弊社では社内/グループ会社向けデジタル広告運用実績の管理システムバックエンド API に gRPC を利用しています。 本記事では gRPC サーバ内で発生したエラーを gRPC Server Interceptor で gRPC Error Status にマッピングする試作をご紹介します。 ユースケースgRPC を使った API サーバでエラーが発生した場合、エラーハンドリングとロギングをした後に gRPC クライエントへのエラーを伝えます。ここで、サーバのエラーを gRPC クライアントに伝えるエラーに変換する処理が発生します。クライアントに伝えるエラーメッセージはサーバで発生したことそのままではなく、クライアントに必要な情報にする必要があります。この処理は全ての gRPC のメソッド呼び出しで実施します。そこで、本処理を gRPC