トレンドマイクロの法人向けエンドポイント用セキュリティ対策製品に複数の脆弱性が含まれていることがわかった。2020年にリリースされたアップデートで修正済みだという。 「Apex One」「ウイルスバスターコーポレートエディション」では、認証をバイパスされるおそれがある「CVE-2020-24563」や、メモリを二重に解放するダブルフリーの脆弱性「CVE-2020-25773」など、あわせて14件の脆弱性が明らかとなった。 権限昇格の脆弱性「CVE-2020-28572」や、域外のメモリを参照する「CVE-2020-24564」など6件や、不適切な権限設定による情報漏洩の脆弱性「CVE-2020-28573」など5件が含まれる。共通脆弱性評価システム「CVSSv3」のベーススコアが高い脆弱性としては、「CVE-2020-24563」「CVE-2020-25773」の2件が「7.8」とレーティ