米スペースXが2022年に人工衛星「スターリンク」40基を磁気嵐で喪失したトラブルの詳細なメカニズムが明らかになった。国立極地研究所などが解明した。磁気嵐が地球に届いた後、予想が難しい2回目が到来したことが影響したと結論づけた。燃料節減などを目的に低高度を飛行させていたことも影響した可能性がある。衛星の高度利用に向けた精緻な「宇宙天気予報」の必要性を示す成果だ。スペースXは米起業家のイーロン・
30年以上も少子化対策をやっているのに効果なし 年明けに岸田首相が「異次元の少子化対策をやる」とぶち上げて以降、議論が沸騰している。首相だけでなく、与党幹部が発言するたびに、そのズレっぷりが子育て世代や若い世代の怒りを買っている。 出生率が大きな議論になり始めたのは1989年に1.57になってからだ。当時は1.57ショックという言葉まで生まれ、1992年に出された「国民生活白書」のタイトルが「少子社会の到来〜その影響と対策」と名付けられて以降、少子化という言葉は広がった。 だが、それから30年余り。数々の少子化対策と銘打った政策が手を変え品を変え試されてきたが、効果を上げているとは言えない。 30年にわたり少子化問題を研究してきた中央大学の山田昌弘教授は著書『日本の少子化対策はなぜ失敗したのか? 結婚・出産が回避される本当の理由』(光文社新書)の中で、欧米の研究者やジャーナリストからよく、
Twitter から Mastodon に移住して一ヶ月ほど経ち、あんまり Twitter に戻る気がなくなってきた。せっかくなので、備忘録と案内を兼ねて、Mastodon への移住経緯とその後のことや、いろいろ感想などをまとめておこうと思う。とりあえず、一言で言うと Twitter には多分戻らんと思うのでよろしくという感じ。 Mastodon への移住 正直きっかけは今でもよく分からない。2023/01/30 に毎度ながら Twitter を開いて TL を見てたんだが、ふと寂しさを覚えた。割と、流速は速かったと思うので人がいなかったわけでも無さそう。そもそも「フォロー中」のタブが増えてから、割と Twitter で寂しさを覚えることは多かった。凍結騒動で色んな人が凍結され Mastodon に行ったみたいなことも聞いていたので、なんかあまり「フォロー中」のタブの人口がいないことが原因
警察には用途別にさまざまなクルマがあるのは周知の通りですが、意外と思うような車種もあります。 週末には多くの観光客・登山客で賑わう高尾山に配備される少し珍しい車両とはどのようなものなのでしょうか。 警察山岳救助隊は全国で組織されていますが、大都会・東京にも存在します。 「東京に山があるの?」と思われるかもしれませんが、実は東京都の面積の4割が森林に覆われた山です。 ミシュランガイドにも掲載されている高尾山をはじめ、奥多摩の秩父山地、東京都最高峰の雲取山など、登山のエリアも多くあります。 登山者が登れば、どうしても避けられないのが山岳遭難。それに備えるべく、警視庁は高尾署、青梅署、五日市警察署に山岳救助隊を置いています。 登山者から救助要請があると、まず山岳救助隊を兼ねた駐在所の警察官が、直ちに急行します。 そして事案によって、本署からも山岳救助隊が出動するといい、現場では消防隊員と連携して
「事件を担当することになった先生は、みるみるうちにやつれています。ノイローゼ状態ですよ……」 【写真あり】抗議電話が殺到しているという富山第一高等学校 こう語るのは、富山第一高校の関係者だ。 1月からSNS上で何度も炎上を繰り返している、若者による “外食テロ”。2月に発覚した「ガリ直食い」動画では、富山県の “大人たち” が振り回されていたーー。 発端となった動画は、回転寿司「はま寿司」店舗で、男性が使用済みの箸を使い、容器から直接ガリを食べる様子を撮影したもの。男性が、富山第一高校サッカー部のジャージを着ていたことから、ネット上ではすぐに身元が特定された。 2月13日に『女性自身』が取材をしたところ、対応した副教頭は「我々も本校の生徒かどうかまだ確認中です。(迷惑行為の)報道が出たものですから、全校生徒たちが怖がっていますので。動揺しておりますので……」と神妙な口調でコメントしたという
著者はある日、都心部の「汚い運河」で一緒に釣りをしたホームレスのおじさんに、彼が受けられるであろう公的サポートについて説明し、勧めたことがあった。おじさんはその申し出を即座に断ると、「誰かのお世話になったら、今度こそいよいよ世間様に顔向けできなくなる」と返した。その答えに対して著者は何も言葉が出なかったが、「おじさんが世間に向けているほどには、世間はおじさんに視線を注いでいないように思えた」。 ホームレスという存在は、戦争難民や絶滅危惧種の生物などに比べて、社会の耳目を集めたり周囲の経済的支援を受けたりしにくいだろう、とした上で、ホームレスのおじさんの「これまで誰にも顧みられることのなかった、孤独で小さな祈り」に注意を喚起するところから、本書は始まる。 社会には、より正々堂々と「かわいそう」と思ってもらえる存在と、そうでない存在がある。著者の言葉によれば「かわいそうランキング」の「上位」と
企業のデータを暗号化して使えなくするランサムウエア(身代金要求型ウイルス)攻撃に対する自己防衛の失敗が相次いでいる。データをバックアップしておくことが対策の要となるが、警察庁によると保存したデータも暗号化されるなどし、被害企業の7割で復旧できなかった。保存先の分散など災害対策として導入した手法が多く、サイバー攻撃に対応できていない。ランサムウエアを用いたハッカーの攻撃はネットワークに侵入した企
明日(4月18日、日曜日)早朝のテレビ番組で、『#闇バイト 「捨て駒」にされた若者たち』というタイトルの番組が放送される予定です。その中で筆者はテレグラムやシグナルと言った特殊なSNSと闇バイトの関りを論じています。ここではその関りを詳しく補足します。 特殊詐欺の手口が多様化し、当初のオレオレ詐欺に代表される、電話等で親族や銀行員、あるいは警察官を騙って、相手を信用させ、現金やキャッシュカードを騙し取る手口だけでなく、詐欺の枠を超えて、やはり電話等で相手を信用させて、資産状況や自宅に滞在している時間、家族構成を聞き出して、更に訪問の約束までさせて、その時間に合わせ強盗に入るというアポ電強盗も珍しくなくなりました。コロナ禍の現在では、外出するという機会が著しく少なくなったことから、高齢者を狙って、銀行員や警察官を装い、現金ではなく、クレジットカードを搾取する手口も増えています。コロナ禍を理由
特殊詐欺等の現状 今や、「オレオレ詐欺」や「特殊詐欺」という言葉を知らないという方はいないでしょう。一時期よりは報道等で耳にする機会は減ったかもしれませんが、それでも日々少なからず発生している犯罪類型です。 特に近年では、これまで全く犯罪等に関与することのなかった一般の方や、10代20代の若者がいわゆる「受け子」や「出し子」、「リクルーター」等としてこの種の犯罪に関与して検挙され、場合によっては長期間身柄を拘束されたり、刑務所に服役することとなるケースも珍しくなくなっています。 こういったケースが増加している要因は、経済的に困窮する方が増えたことのほか、SNSを通じた勧誘が広く行われるようになったことなどではないかと考えられます。 少し検索するだけで、「裏バイト」「高額バイト」「受け」「出し」といった内容を含むツイート等が見つかるご時世です。 こういったツイート等に反応すると、高額の報酬や
海外で開発された機密性の高い無料通信アプリが暴力団関係者や特殊詐欺グループなどによって犯罪に関する連絡手段として悪用されていることが21日、捜査関係者らへの取材で分かった。暗号化技術を使うことで通信内容を保護し、消去後の復元が困難な点に目をつけているとされ、警視庁が摘発したグループで使われていたことも確認された。警察当局は犯罪ツールとしての悪用の拡大に警戒を強めている。 情報漏れを警戒 「仲間内でのやりとりはもっぱらこれを使っている」。ある指定暴力団幹部は、そう言ってスマートフォンの画面を指し示した。 表示されていたのは「Telegram(テレグラム)」上でやりとりされたメッセージ。アプリのメッセージ機能を使って、別の指定暴力団の組員と仮想通貨の売買をめぐる情報交換が続けられていた。 この幹部によると、暴力団関係者らの間で、振り込め詐欺の手順の指示や違法薬物の売買などのやりとりにも使われて
ネットで拡散されるデマやフェイクニュースが世界的な問題となるなか、フィンランドでは学校で子供たちに「真実と作り話を見分ける方法」を教え、成果を上げている。成功事例として注目されるフィンランドのメディアリテラシー教育の現場を取材した。 誤情報へのレジリエンスが欧州一 フィンランド南部のハメーンリンナで中学教師をしているサーラ・マルティッカはいつもこんな授業をする。生徒にニュース記事を読ませ、記事の目的は何か、いつどのように書かれた記事か、筆者が一番言いたいのは何かを議論させる。 「良い記事、優れた記事だからといって、それが真実であったり正当であったりするとは限りません」と彼女は言う。先月の授業では、TikTokの動画3本を生徒に見せ、制作者の動機や動画が視聴者に与える影響について話し合わせた。 フィンランド中の教師がそうであるように、彼女の目標は、生徒たちが偽情報の見分け方を学ぶのを手助けす
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く