マイナ保険証トラブルの件数や事例を報告する全国保険医団体連合会の住江憲勇会長(右から2人目)ら=東京都渋谷区で2023年5月29日午後1時20分、阿部絢美撮影 マイナンバーカードを健康保険証として利用できる「マイナ保険証」で誤登録が相次いでいることを受け、全国保険医団体連合会(保団連)は29日、全国の医療機関に実施したアンケート調査結果を明らかにした。オンラインで保険証を確認するシステムを運用している医療機関(2385カ所)のうち、59・9%で「他人の情報がひも付けられていた」などのトラブルが発生していた。 保団連は今月23日から全国の保険医協会と歯科保険医協会(計51団体)に所属する医療機関を対象に調査を開始。29日時点の中間結果を公表した。