自民党の「日本の印章制度・文化を守る議員連盟(はんこ議連)」は8日、首相官邸で加藤勝信官房長官と会談した。河野太郎行政改革担当相が行政手続きを巡る押印廃止を打ち出したことを踏まえ、「拙速で行き過ぎた『脱はんこ化』で押印に対する信頼が揺らいでいる」として、業界を含めた国民の十分な理解を得るよう求める要請書を…
アーティストを撮り続けるフォトグラファーに幼少期から現在に至るまでの話を伺う本連載。第9回はスピッツや奥田民生、RHYMESTERなどの多くのアーティストのジャケット撮影に加えて、化粧品やアパレルブランドなど数々のテレビCMを手がける浅川英郎に話を聞いた。 取材・文 / 高橋裕美 インタビュー撮影 / 阪本勇 ヘッダ写真:スピッツ「フェイクファー 」ジャケット(写真提供:浅川英郎) 人と違うのもアリなんだ 僕が生まれた山梨県北杜市は「南アルプス天然水」のロケ地にもなっている山に囲まれた、まあ田舎です。そういうところで育ったので、大して情報も入ってこない。だから飛び込んできた情報はすぐにキャッチして、ビビッときたら自分の中で大事に育てているような子供でした。小さい頃からプロレスを観ていて、特に全日本プロレスの外国人選手が好きでした。アブドーラ・ザ・ブッチャーやザ・シーク、ザ・ファンクスとかに
本日の日経の社説が「年功制が限界に来たトヨタ」。あたかも、日本型雇用の典型であったあのトヨタがジョブ型に舵を切ったかの如く、そういう印象操作をしたくてたまらない感が溢れていますが、 https://www.nikkei.com/article/DGXMZO64680860W0A001C2SHF000/ トヨタ自動車が毎年の定期昇給(定昇)の算定方法を見直す。一律的に上がる部分をなくし、人事評価のみを反映した昇給とすることで労働組合と合意した。 日本型雇用を実践する企業の代表格とされてきたトヨタの動きは年功賃金がいよいよ限界に来た表れだ。デジタル化で企業の競争はかつてなく激しい。他企業も人事・賃金制度改革を急ぐべきだ。・・・ いやいや、今回のトヨタの賃金改革は、朝日のこの記事が詳しいですが、 https://www.asahi.com/articles/ASNB36DLFNB2OIPE02Q
自閉症の子どもは津軽弁を話さない。そんな妻の一言をきっかけに、心理学者の松本敏治氏はことばと心の謎の解明に乗り出した。松本氏は「最初は軽い気持ちで調べていたが、本にまとめるまで十数年がかかった。現場の人々の経験や感覚に目を向けることの大切さを痛感した」という――。 【この記事の画像を見る】 ■「ことばと心の謎」に迫る研究のきっかけ ある日、町の乳幼児健診から帰ってきた心理士の妻が、ビールを飲みながら「自閉症の子どもって津軽弁しゃべんねっきゃ(話さないよねぇ)」と言ってきました。 障害児心理を研究する私は、「それは自閉症(自閉スペクトラム症:ASD)の独特の話し方のせいだよ」と初めは静かに説明してやりました。しかし妻は、話し方とかではなく方言を話さないのだと譲りません。 やり取りするうちに喧嘩になり2、3日は口を利いてくれませんでした。こちらも長年、その道の研究職であるつもりでしたから、たと
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