日本原子力発電は15日、敦賀原発1号機(福井県敦賀市明神町、沸騰水型軽水炉)で、1次冷却水を循環させる再循環ポンプで水漏れを防ぐ「メカニカルシール」(軸封部)から出る水量が増加したため、16日午前10時ごろから原子炉を停止すると発表した。 周辺への影響はない。 原電によると、13日、同部分から社内基準を上回る水量が確認された。このため原子炉を停止して、点検交換を行う。運転再開は2週間後の予定。 この部分では5月に同様の異常で原子炉を停止、部品を交換している。またこの部分での異常は、平成7年以降8回目となった。