王子の場合、いわゆる「指南役」が宛がわれました。 「そこそこ身分がある女性で結婚歴があり、出来れば現在は寡婦、自分の立場を理解している人物」であることが望ましいとされました。 要するに結婚前に色々教えて下さるお姉さま的存在です。 ただし後で愛人問題でこじれると宜しくないので、役目が済んだら素直に引き下がってくれる人でないと困ります。 フランス王アンリ2世は自分の家庭教師をしていた20歳年上のディアヌ・ド・ポワチエと関係を結びますが、カトリーヌ・ド・メディシスという妻を娶った後もディアヌとの愛人関係が続きました。 王が40歳の時に愛人は60歳なのですから驚きです。 王妃としてはいたたまれなかったでしょう。 全然関係ありませんが、ポーランドの女王ヤドヴィガがリトアニア大公ヨガイラと結婚することになった際に、ヨガイラが人一倍大きい○○○の持ち主だという噂があり女王が怖がってしまったので部下がわざ