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ブックマーク / www.sorae.jp (13)

  • 国際宇宙ステーション、軌道修正に失敗 プログレスM-26M補給船のエンジンが噴射せず | ISS | sorae.jp

    Image credit: NASA ロシア連邦宇宙庁(ロスコスモス)は5月16日、この日実施予定だった、プログレスM-26M補給船のスラスター(ロケット・エンジン)を使った国際宇宙ステーション(ISS)の軌道修正に失敗したと発表した。 人工衛星は大気との抵抗で徐々に高度を下げており、特に巨大な建造物であるISSはよりその影響が大きくなるため、定期的にISSの後部にドッキングしている補給船のスラスターを噴射して、軌道を持ち上げる必要がある。これを「リブースト」(Reboost)と呼ぶ。 ロシアのミッション管制センター(ツープ)が事前に発表していた計画では、今回のリブーストはモスクワ時間2015年5月16日4時14分(日時間2015年5月16日10時14分)から、プログレスM-26Mのスラスターを901秒間にわたって噴射することとされていた。しかし、何らかの事情で実施できなかったという。

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  • ガリレオ失敗、フレガートの設計ミスと結論 欧調査委員会が発表 | ソユーズ | sorae.jp

    Image credit: ESA 今年8月に起きた、航法衛星ガリレオを2機搭載したソユーズST-Bロケットの打ち上げ失敗について、アリアンスペース社と欧州宇宙機関(ESA)、欧州委員会で組織された欧州側の独立調査委員会は10月7日、原因は上段のフレガートMTの設計ミスであったと発表した。 今年8月22日、フランスのアリアンスペース社は、ロシアから購入したソユーズST-Bを使い、欧州の全地球測位システム、ガリレオを構成する衛星2機を打ち上げたものの、予定していた軌道に衛星を投入することができなかった。現在衛星は、機能そのものは正常ではあるものの、予定していた軌道へ行ける可能性はほぼなく、今後の運用計画は未定のままだ。 発表文によれば、この失敗の原因はソユーズST-Bの上段、フレガートMTの設計ミスであったとされている。 フレガートはロシアのNPOラーヴォチキン社によって開発・製造されている

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  • NASA、民間有人宇宙船の開発にボーイング社とスペースX社を選定 | CST-100 | sorae.jp

    Image credit: Boeing/SpaceX 米航空宇宙局(NASA)は2014年9月16日(日時間17日)、国際宇宙ステーション(ISS)への宇宙飛行士の輸送に使用する宇宙船の開発企業に、ボーイング社とスペースX社の2社を選んだと発表した。早ければ、2017年にも有人飛行が実施される予定だ。 NASAではかねてより、ISSへの物資や宇宙飛行士の輸送を、NASAのロケットや宇宙船を使うのではなく、民間企業に委託しようという構想を持っていた。その後、2006年に「商業軌道輸送サービシズ(COTS、Commercial Orbital Transportation Services)」と名付けられたプログラムが立ち上げられ、構想を実現に移す動きが始まった。 これまで、すでに無人の補給船については計画は達成されており、スペースX社がファルコン9ロケットとドラゴン補給船を、オービタル・

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  • 月探査機「嫦娥三号」、14日夜に月面着陸へ | 科学衛星 | sorae.jp

    image credit: 中国航天報 今月6日に月を周る高度100kmの円軌道に入った月探査機「嫦娥三号」は、中国標準時10日21時20分(日時間同日22時20分)、月の裏側でスラスターを噴射、月面に最大15kmにまで近づく高度にまで軌道を下げた。 探査機の状態は良好、月面着陸に向けて支障はないと報じられている。 現在のところ、月面への着陸は14日の夜に予定されている。着陸地点は虹の入江と呼ばれる平原で、ここへ向けて嫦娥三号は地球からの支援なしに、自律的に着陸を行う。そもそも地球と月との通信は往復で3秒ほどのタイムラグが生じるため、月着陸という機敏な運用は、到底地上から操縦したりできるものではない。 着陸の具体的な時刻については、新華社は中国標準時21時ごろ(日時間22時ごろ)、法制晩報は21時40分(同22時40分)と報じている。また中国中央電視台(CCTV)では、20時(同21時

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  • 暗黒物質は丸くない、すばる望遠鏡が観測 | 宇宙 | sorae.jp

    Image Credit: 国立天文台 国立天文台は4月27日、すばる望遠鏡による観測から暗黒物質の分布を明らかにしたと発表した。 光で観測できない暗黒物質(ダークマターとも呼ばれる)は、銀河などの天体を構成する「見える物質」よりもはるかに多く存在し、重力による影響で天体をまとめる役割を果たしている。恒星が集まって銀河を作るのも、銀河が集まって銀河団を作るのも、ダークマターなしには考えられない。 数百を超える銀河の集団である「銀河団」は、実は巨大な暗黒物質のかたまりでもある。その暗黒物質はどのような形をしているだろうか? 太陽や地球は、重力でまとまって丸くなっている。しかし、巨大天体としての暗黒物質では事情が違うようだ。 国立天文台などの研究チームは、すばる望遠鏡を用いて、地球から約30億光年の距離にある18個の銀河団における暗黒物質の分布を調べた。その形を平均すると球ではなく、やや潰れた

  • HTV初号機、国際宇宙ステーションとドッキング成功 | HTV | sorae.jp

    Image credit: NASA Image credit: NASA Image credit: NASA Image credit: NASA 9月11日に打ち上げられた宇宙ステーション補給機(HTV)技術実証機(初号機)は日時間9月18日7時26分、国際宇宙ステーション(ISS)とのドッキングに成功した。 宇宙航空研究開発機構(JAXA)によると、HTV初号機の最終高度調整マヌーバは9月17日に実施され、ISS後方5kmの地点に到達した後、9月18日0時31分にISSへの最終接近が開始された。 最終接近は慎重に行われ、HTV初号機は9月18日4時27分にISSの後方10メートルまで接近し、第20次長期滞在クルーのニコール・ストット宇宙飛行士らがISSのロボットアームを操作し、9月18日4時51分、トルコ共和国付近上空でHTV初号機の把持に成功した。 その後、ISSとのドッキング

  • NASA次世代有人ロケット試験1号機、組立て完了 | アレス | sorae.jp

    Image credit: NASA Image credit: NASA アメリカ航空宇宙局(NASA)のケネディ宇宙センター(KSC)で、次世代有人ロケット「アレスI」の最初の打ち上げ試験機となる「アレスI-X」の組立て作業が完了した。 8月13日に、「バードケージ」と名づけられた、オリオン有人宇宙船と緊急脱出システムの実物大模型がロケットの上部に取り付けられ、アレスI-Xロケットが完成した。アレスI-Xの高さは約94m、アポロ計画のサターンVロケット以来、NASAのロケット組立棟(VAB)に収納された最も高いロケットとなった。 アレスI-Xの打ち上げは元々今年7月に予定されていたが、ハッブル宇宙望遠鏡の補修ミッション(STS-125・HST-SM4)などの影響で延期され、現在10月31日に設定されている。 アレスI-Xは初段の4セグメントに1ダミーセグメントを追加し、ダミーの2段目と

  • 2つの衛星を持つ小惑星を発見 | 太陽系 | sorae.jp

    Image credit: NASA/JPL/GSSR ジェット推進研究所(JPL)は8月6日、レーダー観測により、小惑星「1994 CC」が衛星2つを持っていると発表した。 発表によると、地球近傍天体(NEO)の1つとして知られている、小惑星「1994 CC」が2009年6月10日、地球から252万kmまで接近し、ディープスペースネットワークのゴールドストーン局によるレーダー観測が6月12日と6月14日に行われ、その結果、「1994 CC」が2つの衛星を持っていることが初めて判明したという。 「1994 CC」は直径約700メートル、2つの衛星の直径はそれぞれ50メートル以上だと推定されており、アレシボ天文台による観測でも3つの天体が共に確認された。 小惑星が衛星を持つことは珍しいことではないが、衛星2つを持っている小惑星の発見は「2001 SN263」に続いて、2例目。なお、「1994

  • 火星にモノリス、人工的に作られた? | 火星 | sorae.jp

    Image credit: NASA/JPL/University of Arizona アメリカ航空宇宙局(NASA)のマーズ・リコナイサンス・オービタ(MRO)によって撮影された画像の中に、長方形の一枚岩がポツリと写っていることから、イギリスのDaily Mail OnlineアメリカのThe SUNなどが「映画『2001年宇宙の旅』に登場するモノリスに似ている」と報じ、ネット上で「これは人工的に作られたものだ」と騒ぎになっている。 話題となっている画像は「Boulders and Layers in Canyon (PSP_009342_1725)」で、2008年7月24日、MROの高解像度カメラ「HiRISE」によって撮影されたもので、今週初めて公開された。 画像の中央に崖崩れのように場所があり、そこを拡大すると、モノリスに似ている一枚岩が写っている。「これは人工的に作られたもの

  • 中国初の宇宙望遠鏡、資金難で打上げ延期 | 宇宙 | sorae.jp

    Image credit: NASA 中国科学院の李惕碚(Li Tibei)氏は7月22日、中国初の宇宙望遠鏡の打ち上げについて、資金難のため、2012年に延期する可能性が高まったと述べた。 宇宙望遠鏡の開発が順調に進めば、早ければ2010年にも打ち上げられる予定となっていたが、李氏によると、望遠鏡の設計と地上模型の製造は終わったものの、資金面での問題がまだ残っているため、これ以上の工程はストップしている状態だという。 費用について、李氏は「望遠鏡体の開発に3億元(約42億円)、ロケットに衛星の開発費用を加えると、総費用は10億元(約140億円)を超えるだろう」と述べている。 中国初の宇宙望遠鏡は「硬X線変調望遠鏡(HXMT)」と呼ばれるもので、3から4基の観測機器を搭載し、世界でも最高の解像度を誇る。高度500kmの地球周回軌道に投入され、宇宙空間で高エネルギー天体などを発見し、ブラッ

  • かぐや、月面からウランを検出 | 月 | sorae.jp

    Image credit: JAXA Space.comなどによると、月周回衛星「かぐや」の観測データを用いて、月面からウラン(ウラニウム)などが検出されたようだ。 「かぐや」のガンマ線分光計(GRS)の観測データを用いた研究で、月面から放射線物質が検出されたのは今回が初めて。また、ウランの他、トリウム、カリウム、酸素、マグネシウムなども検出されているという。 「今まで一度も報告されたことのないウランを検出した。我々は他にも新しい元素を発見しており、古いデータとの照合も現在行っている」 今回の発見について、「かぐや」GRSチームのメンバーで、惑星科学会(PSI)のロバート・リーディ(Robert Reedy)氏はこのように述べた。 研究成果は既に「第40回月惑星科学学会」で発表されており、論文の主執筆者は早稲田大学の長谷部信行教授と山下直之教授である。 月面のエネルギー資源について、これま

  • かぐやの月面衝突の瞬間を捉えた | 月 | sorae.jp

    Image credit: AAT 月周回衛星「かぐや」が月面衝突した瞬間を捉えた画像が、インターネットに投稿され、公開された。 この画像はアングロ・オーストラリアン天文台(AAO)のジェレミー・ベイリー氏(Jeremy Bailey)とスティーブ・リー氏(Steve Lee)が撮影したもので、2枚目の画像には、「かぐや」の衝突によって生じた閃光が写っているとみられる。 両氏は宇宙航空研究開発機構(JAXA)の発表を元に、現地時間6月11日4時25分、オーストラリアのニューサウスウェールズ州にある、口径3.9mのアングロ・オーストラリアン望遠鏡(AAT)を使用し、2.3マイクロ狭帯域フィルターを用いて、0.6秒露光での連続撮影を行い、閃光の撮影に成功した。 ■Kaguya Impact: IRIS2- AAT - 4 frm, flash in 2, faint in 3 & 4. ht

  • 系外惑星の温度変化を測定 | 系外惑星 | sorae.jp

    February 2 - 2009 - 系外惑星 Image credit: NASA/JPL-Caltech/UCSC via JPL スピッツァー赤外線宇宙望遠鏡を用いた観測で、公転に伴う系外惑星の表面温度変化が初めて測定された。 測定された系外惑星はHD 80606b、地球から約190光年離れた大熊座の恒星「HD 80606」の周りを回っている。HD 80606bは2001年に発見され、木星の約3.4倍の質量を持ち、いわゆる「ホット・ジュピター」に分類される系外惑星だが、非常に珍しい軌道で周回している。 「ホット・ジュピター」に分類されるほとんどの系外惑星は円に近い軌道で公転し、月と同じように潮汐力の影響で、常に主星に同じ面を向けている。しかし、HD 80606bは周期約111日、近星点0.03天文単位、遠星点0.85天文単位の細い楕円軌道で公転し、約34時間の周期で自転している。そ

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