トランプ米大統領(左)と米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長。2025年7月、ワシントンで撮影。REUTERS/Kent Nishimura [ワシントン 12日 ロイター BREAKINGVIEWS] - 米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長は、米国の伝説的ロックバンド「グレイトフル・デッド」の熱心なファンで、彼らの曲に登場する「勝つには代償が必要、負ければさらに高くつく」という言葉の意味をよく分かっている。グレイトフル・デッドのギタリスト、ボブ・ウェア氏が亡くなった翌日、パウエル氏はその言葉に込められた信念を行動で示した。11日夜に異例の動画による声明を公表し、自身が刑事捜査の対象になっていると明らかにした上で、捜査はホワイトハウスが金融政策に影響を及ぼすための「口実」だと率直に語ったのだ。議長としての任期が残り数カ月になった今、連邦最高裁判所や議会が今のところ中央銀行の独立性

