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データサイエンス,機械学習,AIの責任ある運用のために 電子情報部電子情報サービス課・牛尾響(うしおひびき) 2019年12月,OCLC Researchはポジションペーパー “Responsible Operations: data science, machine learning, AI in libraries” を発表した。近年,データサイエンス,機械学習,人工知能(AI)といった大量のデータに基づいた判断処理を可能とするアルゴリズムによる手法への注目が集まっている。これらの技術は,例えば蔵書点検業務の自動化や,利用者の情報発見支援などの領域で用いられ始めている。本ペーパーは,図書館コミュニティでのデータサイエンス,機械学習,AIの運用方針決定に貢献することを目的としており,米国を中心とした70人を越える図書館員や大学・美術館・博物館などの組織の専門家からなるグループの協力のもと
2015年6月15日付の大学・研究図書館協会(ACRL)のブログで、日本のスマートフォン向けゲームアプリ「ねこあつめ」が一部の米国の図書館員らで流行していることと、その経験から図書館員らが様々な知見を得ている様子が紹介されています。ブログ記事の著者はニューヨーク市立大学クイーンズ校の図書館員であるKelly Blanchat氏です。 「ねこあつめ」はプレイヤーが自身の「家の庭先」に遊びに来たねこを眺める、というコンセプトのゲームです。日本語版のインタフェースしかありませんが、Kelly氏は言語の障壁があるにも関わらず容易に操作を理解でき、楽しめることに着目し、データベースや図書館の情報資源を利用する際に、学生が同じように感じられるようにできないかと考えるようになったとのことです。ブログ記事の中では「ねこあつめ」と図書館のデータベースやチュートリアルが複数の観点から対比されています。 Col
ウィキペディアの編集件数や編集者の数をモニタリングすることによりニュース速報の候補(breaking news candidate)を発見するアプリ「Wikipedia Live Monitor」が公開されていました。これは、GoogleのエンジニアThomas Steiner氏らが、ニュース速報が出るとウィキペディアですぐにカバーされるとの観察に基づき作ったもので、部分的にはウィキペディアの更新状況をリアルタイムで伝える「Wikistream」をベースにしているとのことです。 このアプリを取り上げた2013年4月15日付けのUS Newsでは、Steiner氏は、なぜウィキペディアを使う理由について、Twitterよりも頼りになるかもしれないとし、また、ニュース速報に関連するほとんどすべてのことについてウィキペディアのページがあることを指摘しています。 In the media: Wik
米国のハーバード大学の教員で構成される図書館に関する諮問委員会(Faculty Advisory Council)が、学術雑誌の価格高騰問題へ対応するために教員・学生らに対していくつかの対策を提案しています。 同委員会は、まず、 ・ハーバードは大手出版社に対して年間375万ドル支払っている ・一部のジャーナルは年間4万ドルもの購読費がかかっている ・ある2社については過去6年で145%値上がりしている のような苦しい現状を述べ、主要な学術雑誌の契約、少なくとも大手2社との契約をこれまで通りに続けていくことは不可能という結論に至ったと説明しています。そして、教員及び学生と図書館に対して次の9つの対策を検討するように示し、意見を募っています。(うち、1~6が教員及び学生向け、7~9が図書館向け。) (1)大学のオープンアクセス(OA)ポリシーに従って自著論文を必ず機関リポジトリに登録すること。
論文のリンキングサービスを提供するCrossRefが、学術雑誌論文のPDFファイルから参考文献の情報を抽出する“PDF-Extract”というツール(Rubyスクリプト)をオープンソースで公開しました。同ツールのウェブ版インタフェース“Extracto”も用意されており、APIも提供されています(ただし、サーバが貧弱なので注意とのこと)。出版社がCrossRefに参加して自社コンテンツへのDOI(Digital Object Identifier)を付与する際には、そのコンテンツに含まれる参考文献にDOIを使ったリンクを設定しないといけないそうで、中小規模出版社にとっては負担となるこの作業を容易にするためにこのようなツールを作成したと説明されています。 PDF-Extract(GitHub) https://github.com/CrossRef/pdfextract Extracto h
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