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宮内庁が24年がかりで編修作業を進めている昭和天皇の生涯の動静を記録した「昭和天皇実録」が今春にも完成し、新年度から順次、公刊される見通しとなった。 戦前から戦中、戦後の激動期を含めた昭和天皇の初の包括的公式記録で、一部を消す「黒塗り」はしない。新資料も含まれ、昭和史研究の基礎資料として専門家が注目するだけでなく一般にも高い関心を呼びそうだ。 天皇実録は元々、完成時の天皇に献上するために作られており、ほぼ同時期の公刊はされてこなかった。明治天皇紀は1933年(昭和8年)に完成したが、刊行は35年後の68年から。大正天皇実録は、情報公開請求により、完成から約65年後の2002年から11年まで、4回に分けてようやく公開された。当初宮内庁は、昭和天皇実録の早期公開に消極的だったが、「国民の財産でもあり、昭和天皇の事績を広く知ってもらうべきだ」として方針転換。公刊に伴う費用として2014年度予算に
礫川全次〈コイシカワ・ゼンジ〉のコラムと名言。コラムは、その時々に思いついたことなど。名言は、その日に見つけた名言など。 ◎羽仁吉一が二重橋にお詫びに向かった理由 終戦の玉音放送のあと、宮城前でひれふす人々があらわれたことについて、法学者の星野安三郎先生(故人)は、「アレは動員だよ」と言われた。詳しく聞いておかなかったので、その根拠はハッキリしない。傍証となる資料「特検機第二〇三号」はいただいたが、星野先生が、この資料をもとに、そのような断定をおこなったのか、あるいは、他に何らかの根拠や知見があって、そう断定したのか、このあたりのことはわからない。 さて、昨日紹介した資料「特検機第二〇三号」は、よくわからないところが多いが、一応、次のように捉えてみた。 冒頭に、「本日ノ廟議ニ基キ、現下ノ情勢ニ即応シ閣議ニ於テ大要左記ノ通リ輿論指導方針決定セルニ付、右ニ依リ措置シ遺憾ナキヲ期セラレ度」とある
礫川全次〈コイシカワ・ゼンジ〉のコラムと名言。コラムは、その時々に思いついたことなど。名言は、その日に見つけた名言など。 ◎殷王朝の崩壊と大日本帝国の崩壊(白川静の初期論文を読む) 今、机上に『立命館文学』の第六二号(一九四八年一月)がある。本文六四ページ、紙質が悪かったらしく、すでに黄色く変色してしまっている。 そんな粗末な雑誌であるが、白川静〈シラカワ・シズカ〉の初期の論文「卜辞の本質」が載っていることで、私にとっては、万金の価値がある。 当時の白川静の肩書は、立命館専門学校教授である。ちなみに、歴史家の奈良本辰也〈ナラモト・タツヤ〉は、同誌同号に「石庭雑感」というエッセイを寄せているが、彼の当時の肩書は、「立命館大学教授・立命館専門学校教授」である。肩書においては、年少の奈良本辰也(一九一三~二〇〇一)のほうが、年輩である白川静(一九一〇~二〇〇六)をリードしていたようである。 白川
1980年のウィーン国立歌劇場の日本公演の冒頭で演奏された『君が代』が密かに名演として知られている。 この日の演目のモーツァルトの歌劇『フィガロの結婚』の開演前に、『君が代』とオーストリア国歌『山岳の国、大河の国』が演奏された。指揮はカール・ベーム。 国際親善的性格の強い演奏会の初日や、特に皇族・王族が招待されている演奏会で冒頭で国歌が演奏されるのは国際的な慣習だが、この日は皇族がみえていたようである。 これは普段聞き慣れているNHKの『君が代』(恐らくNHK交響楽団) と比べると全く異質のアプローチの「ウィーン風」の『君が代』だが、ここまで崇高に情感溢れる『君が代』というのもまた一聴の価値がある。
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