印刷 東日本大震災を伝える中央日報の3月12日付朝刊の旧紙面(左)と作り直した新紙面。同紙が27日付朝刊で掲載した 韓国大手、中央日報は27日付朝刊で、東日本大震災を「日本沈没」との見出しで伝えた3月12日付朝刊1面を訂正する記事と新たな紙面の写真を掲載した。「遅きに失したが、再び紙面を作った。まだ傷が癒えない日本国民を応援するためだ」としている。 同紙は今年の報道を振り返り、反省する記事のなかで、東日本大震災の報道も取り上げた。津波にのまれた日本の国土の写真に「日本沈没」との見出しをつけた紙面を構成し直し、「日本大災害、がんばれ日本」との見出しを新たにつけた紙面の写真を掲載した。 「凄惨(せいさん)な状況を劇的に伝えるために『日本沈没』という見出しで報道した」と回顧。「災いに苦しむ日本国民に、本意ではない傷を与え、人類愛を優先する本紙の精神と多少距離があった。批判も受けた」と説明し