国連が定めた「持続可能な発展のための国際基礎科学年」が6月30日から始まる。期間は2023年6月30日までの1年間だ。社会の持続可能な発展と人々の生活の質向上には科学が不可欠という認識のもと、日本学術会議がサポート機関として国連の取り組みに参画している。同会議で国際基礎科学年連絡会議の長を務める野尻美保子・高エネルギー加速器研究機構(KEK)教授は「女性研究者の活躍を含め、さまざまな観点から社会
東京電力福島第1原子力発電所事故などの記憶や教訓を後世に伝える「東日本大震災・原子力災害伝承館」が20日、同原発が立地する福島県双葉町で開館した。収蔵する資料約24万点のうち約170点を展示し、福島を襲った複合災害の経験を発信する。館内は主に6つのエリアに分かれ、地域の平穏な日常から原発事故直後の状況、長期化する避難や復興に向けた取り組みを時系列で紹介する。当時の状況を映像やアニメーションで伝
世界各国の新型コロナウイルスの感染状況などの比較で、無症状者への検査の増加が封じ込めのカギを握る実態が見えてきた。英国は検査対象を広げ無症状からの感染拡大を抑制した。検査や感染防止が不徹底な日本や米国は感染拡大が続く。都市封鎖などに加え、検査対象の拡大が明暗を分ける要因になっている。英大学の研究者らのデータベースから1日あたり検査数(7日間の移動平均)が1千件以上で、7月末の時点で2カ月前より
【ジュネーブ=細川倫太郎】世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は11日、世界で感染が広がる新型コロナウイルスについて「パンデミック(世界的な大流行)とみなせる」と表明した。WHOがパンデミックと認定したのは2009年に流行した新型インフルエンザ以来11年ぶり。中国以外での感染ペースが加速する現状に強い懸念を示し、各国に対策の強化を促した。記者会見したテドロス氏は「感染の広がりと重大さを深く
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く