Inc.:幼い子どもとウノをして遊ぶときは、子どもにわざと勝たせてあげようと思うかもしれませんが、子どもの「大切なことを決めるスキル」を発達させるには得策とは言えません。 『Journal of Experimental Child Psychology』に発表された最近の研究では、4歳から5歳の子どもたちにスカベンジャー・ハント(リストに記載されたアイテムをフィールド上から集め出すというゲーム)をさせています。ゲーム中、すべての子どもは大人からヒントをもらうのですが、ヒントには正しいものだけではなく、間違っているものも混ざっています。加えて、子どもたちの半数は必ず勝てるように、残りの半数はルール通りにプレイしなければならないように仕組まれていました。 そして、無条件で勝たせてもらった子どもには「ある重要なスキルを学ぶ機会」が欠けていることがわかったのです。 「自分を助けてくれる人」を見つ