Published 2023/02/20 23:03 (JST) Updated 2023/02/20 23:04 (JST) 【キーウ共同】バイデン米大統領は20日、ロシアの侵攻を受けるウクライナの首都キーウ(キエフ)を電撃訪問し、ゼレンスキー大統領と会談した。バイデン氏のウクライナ入りは昨年2月の侵攻開始以降初めて。バイデン氏は「ウクライナは弱く、欧米諸国は分断されていると考えたプーチン(ロシア大統領)は完全に誤った」と欧米の結束を誇示。5億ドル(約670億円)規模の追加支援を行うと表明した。 24日で侵攻開始から1年。バイデン氏には、断続的に攻撃を受ける首都に自ら乗り込むことで、各国の支援が減速するとの懸念を払拭する狙いもありそうだ。 バイデン氏は20日中にキーウを離れた。AP通信によると、滞在は5時間程度だった。米政府高官によると、米軍が駐留していない戦地への大統領訪問は前例がなく