ssmonline #43 での発表資料です。 (運用設計ラボ合同会社 波田野裕一)
ssmonline #43 での発表資料です。 (運用設計ラボ合同会社 波田野裕一)
何となくAWSでクラウド設計をしていませんか AWSを利用する際、多くの方が「設計」というプロセスを簡単に飛ばしてしまう傾向にあります。しかし、クラウド環境の効果的な活用には、適切なアーキテクチャ設計が不可欠です。世の中には、システム設計をする上で指針となる設計原則がいくつかあります。本記事では、以下の3つをピックアップをしてご紹介します。 本記事で取り扱う内容 ■ マイクロサービスアーキテクチャ ■ AWS Well-Architected Framework ■ The Twelve-Factor App 1. マイクロサービスアーキテクチャ マイクロサービスは、独立した小さなサービス群でソフトウェアを構築するアーキテクチャです。これにより、迅速なイノベーションと新機能の迅速な展開が可能となります。一方、モノリシックアーキテクチャは、全てが一つのサービスとして結合され、変更や障害が全体
この記事について AWSのDR戦略に関する勉強のアウトプットです。 参考ドキュメント REL13-BP02 復旧目標を満たすため、定義された復旧戦略を使用する DR戦略 プライマリロケーションでワークロードを実行できなくなった時に、復旧サイトでワークロードに耐えられるようにする。 DR戦略の比較 実装コストがかかるほど、サービスが中断する時間が長くなり、ビジネスへの影響が増えるが、運用コストは安く済む。 運用コストがかかるほど、複雑さは増すが、サービスが中断する時間は短くなり、ビジネスへの影響は少なく済む。 DR戦略の選択 複数リージョンに跨るDR戦略設計では下記いずれかを選択する。 ◆バックアップと復元(数時間でのRPO、24時間以下でのRTO) ■複雑さ:少ない ■コスト:安い ■復旧時間:多い(24時間以下) ■復旧労力:とても多い <復旧手順> 1.データとアプリケーションを復旧リ
はじめに 2011年の東日本大震災、これから来ると言われる南海トラフ地震などの大規模な災害や事故に備えるために、災害復旧(DR)が可能なシステムと、その実現手段としてAWSを始めとしたクラウドが長年注目されています。 このDRに関連して、近年「レジリエンス」という言葉が注目を集めるようになりました。 レジリエンスとは、回復力、復元力、弾力などの意味を持つ英単語。IT分野では、情報システムがシステム障害や災害、サイバー攻撃などの問題に直面したとき、迅速に被害からの回復を図り正常な状態に復旧・復元する能力(の大きさ)をこのように呼ぶ。 https://e-words.jp/w/%E3%83%AC%E3%82%B8%E3%83%AA%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%82%B9.html AWSでは、2019年8月に大規模障害が発生したことがあり、この時もAZ障害が起きた時に取り得る対策
Amazon Web Services ブログ サーバーレスアーキテクチャで実現するAmazon Connect 通話記録アーカイブコスト最適化 この記事は Serverless architecture for optimizing Amazon Connect call-recording archival costs (記事公開日: 2022 年 6 月 24 日) を翻訳したものです。 この記事はコンタクトセンターの通話記録格納ストレージコストを最適化するサーバーレスソリューションを解説します。このソリューションは、通話記録ファイルのスケジューリング、ストレージ階層化、およびリサンプリングを自動化し、即時にコスト削減を実現します。このソリューションは、 AWS Step Functions、Amazon Simple Queue Service (Amazon SQS)、およびAW
最初に 公式のガイドライン AWSが配布しているツールキットの中に基本的なガイドラインが記載されています。 描き方に正解はない こちらの記事のあるようにアーキテクチャ図に正解はなく、伝えたいことが適切に伝わるということが大切だと思います。 伝えたい内容や伝える相手によって重点や粒度を変えることを心がけています。 描画ツール diagrams.net(Draw.io)を使ってます。 意識していること アイコンは最新バージョンを使用する AWSのアイコンは定期にアップデートされるので最新のアイコンを使うようにします。 ちなみにdiagrams.netでEC2と調べると古いアイコンが先頭に出てきたので意識していないとこちらを使いがちかもです。 アイコンのバージョンを混ぜない アイコンは最新バージョンを使用すると同じような内容ですが、複数バージョンのアイコンが混在しないようにします。以下の図ではE
この記事は Tech KAYAC Advent Calendar 2021 の20日目の記事です。 こんにちは、バックエンドエンジニアの @commojun です。今年のTech KAYAC Advent Calendarは3度めの参戦です!よろしくお願いいたします! 本日の記事は、昨年の記事の続きで、Amazon EC2のプロダクトをAmazon ECS構成へと乗り換えた話になります! techblog.kayac.com 目次 目次 背景 Amazon Linuxのサポート終了 ついでにPerlのバージョンもあげた 苦労したポイント 1,デプロイ方法がめっちゃ変わる デプロイのために都度コンテナイメージを焼く 2階建て作戦 2,batchサーバどうするの問題 sqsjfr + SQS + sqsjkr 作戦 3,泥臭い戦い ecspressoの存在 非エンジニアにもわかってもらおう 「
こんにちは。 ご機嫌いかがでしょうか。 "No human labor is no human error" が大好きなネクストモード株式会社の吉井 亮です。 日本国内においても多くのシステムがクラウド上で稼働していることと思います。 俊敏性、拡張性、従量課金、IaS、セキュリティなどクラウドのメリットを享受しやすい所謂 SoE で多くの実績があるように感じます。 ここ1~2年は、社内基幹システム・情報システム、SoR 系のシステムのクラウド移行が本格化してきたというのが肌感覚であります。 クラウドでのシステムインフラ構築は従来のようにゼロから非機能要件定義を行っていくものではなく、ベストプラクティスをまず実装して少しずつ微調整を行っていくものと考えています。とはいえ、システムごとの要件は予め明らかにしておくことがインフラ構築においても重要になります。 クラウド上では出来ること出来ないこと
サーバーレスがアプリケーションにもたらす本当のメリットとは?「サーバーレスのポテンシャルとシステム表現」 #devsumi 「そのサーバーレス、本当に意味あるの?」 AWS re:Invent 2014で、AWS Lambdaが発表されてから丸3年が経過。サーバーレスという単語もすっかりこの界隈では定着した感はあります。 ですが、実際の開発・運用ノウハウについては、まだまだ試行錯誤が続いているのが現状じゃないでしょうか。ぶっちゃけ、既存アプリケーションのEC2をLambdaに置き換えるだけではほとんどメリット無いでしょ、という感触は、ある程度サーバーレスアプリケーションをゴリゴリ作っている人であれば、よく感じていることだと思います。 そんななか今回受講したこのデブサミのセッションでは、新しい観点でサーバーレスがもたらす恩恵やメリットを捉えることができてごっつ新鮮だったので、その模様をお届け
Amazon Web Services ブログ 新しいNetwork Load Balancer – 秒間数百万リクエストに簡単にスケーリング Elastic Load Balancing(ELB)は、Auto ScalingとAmazon CloudWatchを含む3つの組みの一部としてローンチした2009年以来、AWSの重要な要素になっています。それから、私たちは多数の機能を追加し、そしてApplication Load Balancerをリリースしました。コンテナで稼働するアプリケーションに対するアプリケーションレベルでのコンテンツベースルーティングをサポートする様に設計されており、Application Load Balancer はマイクロサービス、ストリーミング、リアルタイムワークロードと相性が良いです。 長年にわたって、私達のお客様はあらゆる規模のwebサイトや、アプリケーシ
クラウド上でアプリケーションを構築する新しい手法として「サーバーレスアーキテクチャ」が急速に注目を集めています。しかし一方で、サーバーレスアーキテクチャを採用することで得られる本質的なメリットはなにか、そもそもサーバーレスアーキテクチャとはなにを指すのか、などについてはまだ識者の間でも議論されていることです。 10月24日に都内で開催されたイベント「QCon Tokyo 2016」の伊藤直也氏のセッション「Serverless Architecture」は、こうしたサーバーレスアーキテクチャの本質について大きな示唆をもたらす内容でした。この記事では、その内容をダイジェストで紹介します。 (本記事は前編、中編、後編に分かれています。いまお読みの記事は前編です。) Serverless Architecture 一休 CTO 伊藤直也氏。 先に結論を言ってしまうと、サーバーレスアーキテクチャと
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く