処理水放出「国際基準に合致」 韓国政府が独自検証結果発表―水産物輸入規制は継続へ 2023年07月07日18時18分配信 7日、ソウルで記者会見する韓国の方文圭国務調整室長(EPA時事) 【ソウル時事】韓国政府は7日、東京電力福島第1原発(福島県大熊、双葉両町)の処理水の海洋放出計画に関する独自の検証結果を発表し、国際原子力機関(IAEA)などの国際基準に合致するとの見解を示した。韓国の海域には、ほとんど影響を及ぼさないとも結論付けた。処理水放出を容認した格好だ。 冒険的行為やめよ 処理水放出で中国 記者会見した方文圭・国務調整室長は、日本の計画を検証した結果、放射性物質の濃度が「国際基準に合致していることが確認された」と説明。韓国の海域に流入するには4~5年から長ければ10年かかり、処理水に含まれるトリチウムなどの放射性物質も、現在の平均濃度の10万分の1未満にとどまるとの分析結果を示し