都知事選は、事前の予想通り舛添氏が勝利した。選挙の投票率は46.15%。この過去3番目に低い投票率は、投票日前日の大雪の影響が大きかったが、筆者の周囲には投票したい候補者がいなかったので大雪が棄権の口実になったという人も多かった。 得票率では舛添氏43.5%、宇都宮氏20.3%、細川氏19.6%、田母神氏12.6%と、これも事前にマスコミが行った調査通り、舛添氏が2位にダブルスコアであった。仮に脱原発で宇都宮氏と細川氏が一本化しても、この低投票率では勝てなかった。ただ、5位になったのが家入氏(35歳)だったのはややすがすがしい。 組織・知名度・福祉重視イメージで磐石だった舛添氏 いずれにしても、今回の都知事選の結果をすこし分析しておこう。 年代別の投票率を見ると、20代で舛添氏は30%、宇都宮氏20%、細川氏10%、田母神氏25%。40代では舛添氏40%、宇都宮氏20%、細川氏20%、田母