昨年1~11月に全国の警察本部が受理した110番通報は852万4175件で、前年同期に比べて約7万件減少したことが、警察庁のまとめでわかった。 一方で、「スマホのパスワードを忘れた」などといった緊急性のない通報は、約3000件多い206万9889件で、全体の4分の1近くを占めた。 通報内容は「交通関係」が最も多く、262万6240件(30・8%)。凶悪犯などに関する「刑法犯関係」が減少する一方、認知症高齢者の行方不明事案などの「保護・救護」は、前年同期よりも増えた。 全通報の24・3%を占めた緊急性のない通報には、「自動販売機から釣り銭が出ない」「トイレが詰まった」といったものもあったという。警察庁は「事件や事故への対応が遅れる原因になりかねない」として、緊急性がなければ専用電話「♯9110」を利用するよう呼びかけている。 このほか、全受理件数のうち携帯電話やスマートフォンからの通報は58
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