普段は、日本全国の選挙を取材し、どうしてそのような結果になったのかを分析し、皆さんにレポートとしてお届けする仕事をしている僕ですが、今から12年前は、さまざまな食品に含まれるセシウムを検査し、それを皆さんに公表していました。 野菜、肉、魚、キノコなど、どの食材がどれくらい汚染されやすく、気を付けなければならないのか。原発事故から12年経った今は、注意するべき品目も少なくなってきましたが、原発事故から数年は、特に子どもたちが食べるものに関して、ある程度の警戒が必要でした。 今ではすっかり反社会的カルト集団「NHKから国民を守る党」とゴリゴリに戦っている人というイメージもあるかもしれませんが、当時、放射能測定の世界では、それなりに知られていた存在で、「データがあれば、食べるか食べないかを判断できる」ということで、皆様に測定したデータを無料でご提供してまいりました。 なので、このたびの汚染水の海
全国の「おっきいおともだち」は、「汚染水」という言葉を極端に嫌っていて、これはあくまで「処理水」なんだと言っています。変態に真顔で「これは小便ではありません、聖水です!」と言われている気分ですが、呼び方をどう変えたところで、ここにトリチウムをはじめ、セシウム、ストロンチウム、ヨウ素、コバルト、ルテニウム、テクネチウムなど、完全に取り除くことが難しい物質が含まれていることは事実で、僕はこの中で特に「ヨウ素129」が十分に取り切れない状態で海洋放出することには反対ですが、今の「おっきいおともだち」の学習レベルは、「スポーツドリンクにもカリウムが入っているんだぞ!」とか「海の水には大量のウランが溶けているんだぞ!」なので、2011年3月から12年間、何一つ勉強してこなかった子たちに基礎知識から教えるのは大変です。もし需要があるようならば、改めて「ヨウ素129」の話をしたいと思います。 ■ おっき
コンテンツブロックが有効であることを検知しました。 このサイトを利用するには、コンテンツブロック機能(広告ブロック機能を持つ拡張機能等)を無効にしてページを再読み込みしてください。 ✕
コンテンツブロックが有効であることを検知しました。 このサイトを利用するには、コンテンツブロック機能(広告ブロック機能を持つ拡張機能等)を無効にしてページを再読み込みしてください。 ✕
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く