ソフトとハードの連携を身近にし、電子工作をさらに楽しいものへと押し上げてくれるのが、Raspberry PiやArduinoなどのマイコン。ソフトだけだと画面上で完結しがちですが、これに各種センサーを使った検知、モーターを使って動かすといったハードが加わると、現実世界とつながるというのが面白い部分でしょう。 工作の内容は、電子パーツを集めて配線し、ソフトを書くというのが基本です。Lチカ(LEDを点滅させる)なら、まずハードとして、IOピンとGNDの間にLEDと抵抗を接続して回路を作成。後はソフトでIOピンを出力として扱い、一定時間でオン/オフを繰り返すループを書けば完成です。ブレッドボードがあれば回路作成も簡単なので、ハンダ付けの必要すらありません。 モーターを動かす場合も基本的には同じですが、ここでひとつ大きな罠が。IOピンからの出力では電力が足りず、モーターが回らない可能性が高いのです