ブックマーク / fujipon.hatenadiary.com (12)

  • 「ネット上で他者を責めるための『論理』」の危うさ - 琥珀色の戯言

    僕は基的に、「コメントへのレスはしません。そのかわり、第三者への誹謗中傷やスパムコメントでなければ消さない」のですが、良い機会なので、ひとつ書いておこうと思います。 マンナンライフ事件は、やっぱり「事故」だと思う。(琥珀色の戯言) ↑のコメント欄に書かれていた、このコメントについて。 ●● 2009/03/12 00:51 祖母の立場を考えれば、孫を亡くしてしまった悲しみに対して 同情することもできるでしょう。 では 祖母の無知から死んでしまった子供を考えたとき、 あなたはそれでも「悪意がなければ許される」と言えますか。 これがもし、亡くなったのがあなたの子供で、蒟蒻畑を与えたのが良く知らない近所のおばさんだったとしても。 その人には悪意がなかったのだと許せますか。 それともこの例は「子育て」ではないからと、相手を罵り訴えますか。 子供にとっては、相手の無知な好意で死んだことは変わりない

    「ネット上で他者を責めるための『論理』」の危うさ - 琥珀色の戯言
    yamatedolphin
    yamatedolphin 2009/03/12
    「許してあげよう」なんて極端に味方してる訳ではなくて、裁判をせざるをえない立場「も」少しは理解したらどうか?だと思うんだけど/ 行政政策以外にも訴訟リスクが食品表示を充実させているっていう面はないのかな
  • マンナンライフ事件は、やっぱり「事故」だと思う。 - 琥珀色の戯言

    参考リンク:マンナンライフ事件は事故なんかじゃない - 虚構組曲 この事故と訴訟についての記事を御紹介しておきます。 兵庫県の1歳男児がこんにゃくゼリーをのどに詰まらせ、昨年9月に死亡した事故で、製造会社「マンナンライフ」(群馬県富岡市)の対応に問題があったとして、両親が3日、同社などを相手に計約6200万円の損害賠償を求める訴訟を、神戸地裁姫路支部に起こした。 訴状によると、男児は昨年7月29日、兵庫県内の父親の実家で、半解凍状態だったとみられる「蒟蒻(こんにゃく)畑 マンゴー味」をしばらく触った後、口に入れてのどに詰まらせた。加古川市内の病院に搬送されたが、約2カ月後に死亡した。 両親の代理人の弁護士らは記者会見し、同社のこんにゃくゼリーは、大きさがのどをふさぐ程度で、硬さや弾力性がのみ込みにくいものとなっており、容器の形状を考えると設計上の欠陥があると主張。同社が事故を認識しながら、

    マンナンライフ事件は、やっぱり「事故」だと思う。 - 琥珀色の戯言
    yamatedolphin
    yamatedolphin 2009/03/10
    育児書を読めば何でも対処できると思うような想像力と常識の無い、子供を持つ勇気の無いような人は是非読むべきエントリ/ そもそも責任はお前にあるだろう、というような声こそが責任転嫁に繋がってるのではないか。
  • 村上春樹さんの「エルサレム賞」受賞に、一ファンとして言っておきたいこと - 琥珀色の戯言

    村上春樹、エルサレム賞受賞おめでとう!!! - モジモジ君の日記。みたいな。 ↑のエントリに対して、僕はこんなブックマークコメントをつけました。 fujipon たぶん村上さんは普通に出席して、普通に「自分の作品を読んでくれているイスラエル人」たちに謝辞を述べて、普通に帰ってくるのではないかと思う。小説家というのは、作品で語ればいいんじゃないかな。 2009/01/26 それに対して、エントリ主のmojimojiさんは、こんなふうに書かれています。 mojimoji イスラエル, パレスチナ, 村上春樹, 文学 受賞スピーチも含めた全部が作品。>id:fujipon/id:wacking>なぜ?スピーチもその人の作品です。"小説家としての"作品ではないなら、スピーチへの批判は"小説家として"ではなく、人として批判されてるのです。 2009/01/26 「村上春樹フリーク」である僕がこの

    村上春樹さんの「エルサレム賞」受賞に、一ファンとして言っておきたいこと - 琥珀色の戯言
    yamatedolphin
    yamatedolphin 2009/01/30
    この論では、村上春樹が何をしようと、それが彼のやり方だから、で肯定されてしまうが/ これほど世界的になったのだから日本のファンなど裏切ってもとか期待。例えば旧日本軍の犯罪に激しい憤りを持つ人なだけに。
  • 村上春樹さんの「エルサレム賞」受賞について・付記 - 琥珀色の戯言

    僕は基的に、コメントに対して返信するのを好みません。 泥沼化しがちだし、来の論旨とは違った、揚げ足のとりあいみたいになりがちなので。 ですから、idコールやトラックバックに対しても、ほとんどスルーしています。 でも、このid:PledgeCrewさんのコメントについては、きちんとお答えしておこうと思いますので、ひとつエントリを使わせてください。 村上春樹さんの「エルサレム賞」受賞に、一ファンとして言っておきたいこと(琥珀色の戯言(2009/1/27)) ↑のエントリのコメント欄より。 PledgeCrew 2009/01/29 07:18 こんにちは。ブクマからIDコールを送らせてもらったものです。 上の方は、今回の授賞が、村上春樹の作品がイスラエルの多くの人の心に響いたことを示すものだとおっしゃっていますね。彼の作品は、世界中で読まれていますから、イスラエルにもおそらく多くの読者はい

    村上春樹さんの「エルサレム賞」受賞について・付記 - 琥珀色の戯言
    yamatedolphin
    yamatedolphin 2009/01/30
    「ソンタグのように」を期待するのが「恫喝」で、「普通に謝辞を述べる」を期待するのが「恫喝」でない論理が理解できない。それぞれが異なるあり方を期待してるだけだから、作品を読むかどうかも関係ない。
  • 『はてな』はサービス業失格 - 琥珀色の戯言

    ネット規制よりもユーザーによる制裁を(池田信夫 blog) ↑のエントリや、このエントリのブックマークをあたってみると、池田先生の主張全般には賛同しがたいです。しかしながら、池田先生の抗議に対する「はてな」の対応を読んで、僕は驚いてしまいました。 「はてな」を運営している人たちは、自分たちが「サービス業」であるという認識が決定的に欠けているのではないか、と。 以下は池田先生のblogからの引用です。 私も「死ねばいいのに」というタグを執拗につけてくるはてなユーザーがいるので、はてなに抗議したところ、「来の意味から申しますと好ましい表現ではありませんが、実際には、慣用句的に使われている場合も多くみられる」ので何の対応もしないという回答が来た。しかしそのユーザーはその後も同様のコメントを繰り返し、12/8には こういう自称「厳しい」連中には激しい殺意が沸く。 と私を殺害する意図を表明するコメ

    『はてな』はサービス業失格 - 琥珀色の戯言
    yamatedolphin
    yamatedolphin 2008/06/05
    また不快感至上主義か?/ 主体のアウトソーシング。弱い者(初心者、子供など)をダシ、盾にしてその後ろから、自らの主張・希望なのにそうでないかの如く主張する議論の典型のよう。
  • 「ちゃんと読んでいない文章」を「悪い例」として「引用」する人 - 琥珀色の戯言

    「知らないことに関しては調べてから言いましょう」がなぜか「だまってろ」に変換される問題(ARTIFACT@ハテナ系(4/11)) ↑のエントリは、さすがにちょっとあんまりだと思います。 id:kanoseさんのエントリでは、 それでも、僕がこうしてネットで発言しているのは、「専門家しか発言の資格が無いんだ」「素人は黙ってろ」というような排他性を超えられるのがネットの醍醐味だと思っているからなんですよ。 よく専門家や詳しい人がアドバイスなどをしても、こんな感じで「素人はだまってろというんですか!」と反撃する光景はよく見かけられる。 こんなふうに僕のコメントの一部が「引用」されているのですが、これは、コメント欄での以下のやりとりの一部です。ものすごく長い引用で申し訳ないのですが、このくらいが「文意が伝わるための必要最低限」だと思いましたので。だいたい、「それでも」のように、引用部の冒頭に指示語

    「ちゃんと読んでいない文章」を「悪い例」として「引用」する人 - 琥珀色の戯言
    yamatedolphin
    yamatedolphin 2008/04/14
    「ネットで聞ける「素人の意見」って、すごく貴重だ」からこそ、ネガなものも受容しないと。ネガなものもを受容する所にこそ正直な意見が集まるわけで、正直なものが貴重なわけで。新聞の投書欄では意味がない。
  • 嫌がられているのは、「車社会」ではなくて。 - 琥珀色の戯言

    まなめはうす(4/7)の「ニュース」欄より。 ★はてなルールは分かりにくいと思う http://d.hatena.ne.jp/oredoco/20080407#1207521857 (情報元:オレドコBlog) >私には、はてなユーザがMACユーザのように思えるんですね。 これは納得した。ただこっちはいただけない。 >はてブのコメント、2ちゃんのwatch板よりひどいときもあるような気がします。 悪いのははてブなのか?違うでしょ、その向こう側にいる人間でしょ。それに2chだって悪くない。むしろ、2chは悪いと思い込んでいる人が2chを使うときに、ここは悪い場所だから自分も悪いことをして良いと思ってしちゃうもの。だから、ルールなんて無いんだと思うよ。 このまなめさんのコメントを読んで思いついたのだけれども、「はてなブックマークで誹謗中傷ばっかりしている人」(「あたまがわるい」とか「これはひど

    嫌がられているのは、「車社会」ではなくて。 - 琥珀色の戯言
    yamatedolphin
    yamatedolphin 2008/04/08
    ブコメは危険な運転ではなくクラクション(お礼のプも含め)。鳴らされて意味が分からなかったり反発覚えたりするけど、後で相手が正しいかもと思う事も多い(とくに初心者の頃)。それで車社会は円滑になっている。
  • それでも僕は、ブロガーのほうがブックマーカーよりも偉いと思う。 - 琥珀色の戯言

    と、タイトルで軽く「釣って」みました。 当は、どんなにブックマーカーたちが優越感に浸りながら「自己主張」しているつもりでも、「主導権」を握っているのはそのエントリを書いた人なのだ、という話です。 以前、齋藤由多加さん(ゲームデザイナー、『シーマン』の作者)が、著書『ハンバーガーを待つ3分間の値段〜ゲームクリエーターの発想術〜』(幻冬舎)のなかで、こんなことを書かれていました。 大手のゲーム会社を新作の契約を交わすときなどには、手始めにどちらか一社がまず草案を作ります。私の会社のような零細企業などの場合、法務担当者なんていませんから、たいてい大手企業側の法務部がサンプルを作り、それをもとにどこを直せ、いや譲れない、と押し問答の交渉が始まります。 両者とも零細企業の場合は、どちらにも担当者がいないものだから、面倒さにまかせてついつい契約書は後回し、となってしまいがちです。それくらい面倒な仕事

    それでも僕は、ブロガーのほうがブックマーカーよりも偉いと思う。 - 琥珀色の戯言
    yamatedolphin
    yamatedolphin 2008/03/14
    大手と零細という力関係が予め存在すれば主導権はそれに従うのは当たり前。下の方が枠組を提供しても上の方針次第でズタズタ。一からやり直し。/ ネットはそんな上下が予め存在しないからこそ面白い。
  • それは「当然の権利」なの? - 琥珀色の戯言

    この世界ですべての人に愛され、褒められるのが不可能だなんてことは、僕にだってわかっています。 でもね、「生きていれば悪口を言われることだってある」というのは受け入れざるをえなくても、「だから俺がお前の悪口を言うのは当然の権利だ」と自信たっぷりに主張することが「正しい」とは思えないんだよ。 この世に泥棒や殺人があるのはしょうがないことなんだから、俺が盗んだり殺したりしてもいいだろ?というのと同じ考えかたなんじゃないかねそれは。

    それは「当然の権利」なの? - 琥珀色の戯言
    yamatedolphin
    yamatedolphin 2008/03/09
    ネガコメがいつの間にか「悪口」となり果ては犯罪と等値され驚く。筆者が「礼節」という倫理的態度を主張するのであれば、私は「寛容」を主張したい。そのほうがより自由を保持できるから。貴重だった筈の自由を。
  • 『はてな』を窒息させる「理論派ブックマーカー」 - 琥珀色の戯言

    はてブの人たちが偉そうにしている理由 ↑のエントリへの反応を受けて。 肯定的なコメントが多いエントリの場合、自分はあえて批判的な意見を言おうと心がけてますね。 別にシニカルを気取るわけじゃなく、新しい視点を持つ事の訓練としてブクマを使ってる面もあるので。 当はそうする事で議論が広がっていくと嬉しいんだけど、コメントから話題が広がる事って少ないんだよなぁ。 ↑のエントリに対して、id:YOSIZOさんからこんなコメントをいただきました。 実際に↑のエントリに対するブックマークコメントにも、こういう感じの内容がけっこうあったんですよね。 (ですから、以下の内容は、この方だけを批難しているわけではありません。というか槍玉にあげてしまってすみません。個人的な怨恨はまったくないです。それこそ「新しい視点を持つことの訓練」として利用させていただいております) id:YOSIZOさんが考えておられるこ

    『はてな』を窒息させる「理論派ブックマーカー」 - 琥珀色の戯言
    yamatedolphin
    yamatedolphin 2008/03/07
    会議とかで建設的な意見だけ述べよと言われた時の窒息を想う。公園の例えも不適当。ネットは雑踏だろう。また公園だとしても、オープンな日記で「物を言う」事が寝そべる事である筈がない。
  • はてブの人たちが偉そうにしている理由 - 琥珀色の戯言

    はてブの人たちって何でこんなに偉そうなんだ? もちろん、ブックマーカーたちがみんな「偉そう」なわけじゃなくて、そういう印象を受ける人はごく一部なのですが、コメントをつけられる側からすれば、そんな人のほうが「記憶に残る」のは事実。 身も蓋もない話をしてしまえば、彼らが「偉そうにしている」理由は、こういうことだと僕は思うんですよ。 塩野七生「男の肖像」(文春文庫)より引用。 日で、ある人に、こうきいたことがある。自分の意のままに人を動かせる人物がいるが、なぜ手足のごとく駆使できるのか、と。その人の答えはこうだった。 「手足と、思っているからだ」 要するに、「なんで彼らは偉そうなのか?」と言うと、「自分のほうが偉いと思っているから」なんですよね。 まあ、こういう人って、テレビに出ている「評論家」から、居酒屋で贔屓のチームの采配を批難しているオッサンまで、とにかくたくさんいるので、「はてブ」だけ

    はてブの人たちが偉そうにしている理由 - 琥珀色の戯言
    yamatedolphin
    yamatedolphin 2008/03/05
    批判するならお前が書いてみろというこの議論の方がむしろウンザリ/書きたくない者、書く能力がない者(例えばこの私)は、決して無理に書くべきではない。読めるものを書ける人なんて元々圧倒的に少ないのだから。
  • 「でも、これ実話?」 - 琥珀色の戯言

    ニートの19歳女の子を札幌『紀伊国屋』に連れてったら感動して泣かれた話*ホームページを作る人のネタ帳 ↑のエントリと、このエントリへの「はてなブックマークでの反応」について。 僕はAmazonもリアル書店も頻繁に利用するのですが、確かにどちらも一長一短あり、という感じです。 ただ、地方都市在住者としては、最近の「中規模書店」での文芸書の壊滅っぷりには愕然とするばかりなのですけど。 「ジュンク堂書店」の田口さんが書かれているように、ジュンク堂などの大型書店では、「棚」というのは担当者の「作品」なのですが、地方の一般的な「屋さん」では、すでに「個性を発揮しようが無い」状態なわけで。 ちょっと「気持ち悪い」と思われるかもしれませんが、僕にとって、リアル書店に行く最大の理由は「好きなものに物理的に囲まれることができる」からなんですよね。そして、「世の中にはが好きな人がこんなにたくさんいるのか」

    「でも、これ実話?」 - 琥珀色の戯言
    yamatedolphin
    yamatedolphin 2008/02/28
    少しずれた話。実話でないから全否定する人いたか。皆、本屋が有意義なのは分かるが、その主張ために実話を前面に出しすぎ、であって。実話の虚構性を指摘して主張との結びつきを弱めようとするのは責められない。
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