環境省は18日、強い毒を持つ外来種のアリ「ヒアリ」が神戸市の神戸港(ポートアイランド)のコンテナヤードで見つかったと発表した。約100匹がアスファルト舗装の亀裂部分にいたという。ヒアリは5月26日に兵庫県尼崎市で、中国からの貨物船で運ばれたコンテナ内部から国内初確認されており、環境省などが関連を調べている。 環境省によると、今回は、ヒアリが国内初確認されたコンテナが最初に荷揚げされた神戸港の一時保管場所から20~30メートルほど離れた複数箇所で発見された。アスファルトが割れ、土が露出した部分に集団でいたのを16日に見つけ、18日にヒアリと確認。殺虫剤をまくなどの緊急防除をした。女王アリや卵は確認できなかったという。現場は立ち入りが規制されている区域で、住宅街から1キロ程度。 ヒアリは南米原産で赤茶色で体長が2・5~6ミリ。毒針で何度も刺すほど攻撃性が高く、人が刺されるとやけどのような激痛が
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