2018年、山口翔誠さんは注目すべき21歳のひとりだ。友だちとYouTubeを見ながらおしゃべりできる『Talkroom(トークルーム)』が中高生にヒット。開発に要したのはわずか1ヶ月。なぜ中高生にウケるアプリがつくれたのか。ペンギンの服装で登場した彼…そこにも狙いが? ペンギンの服装で会社を経営する、21歳起業家の頭の中 「よりよいプロダクトを作ることを突き詰めていった結果、ペンギンの姿になってしまいました」 コスプレのようなペンギンの服装、すこし変わった出で立ちで取材場所に現れた山口翔誠さん。この格好こそ、彼のアプリ開発に対するスタンスの表れといってもいいのかもしれない。 「この格好をしていると中高生たちが面白がってくれるし、声もかけやすい。僕にとって大切なのは、ユーザーの”そば”に立ち続けることなんです。」 飄々と語る山口さん。仲間と立ち上げ、自身がCEOを務める picon社で「T