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2011年6月25日のブックマーク (2件)

  • ある思考実験――「批評家の責任」とは - the deconstruKction of right

    例えば、僕がナチスの台頭期の少し前、誰もこんな集団が政権をとるなんて思いもしていないときに、近くにいたとする。そこにいるカリスマのヒトラーは、画家として失敗し、そして支離滅裂な言動を行い、そして信者を獲得し、大きなうねりとなった。 僕が、そこにいたとする。そして、その理論や行動が、いかにインチキで、どんなに問題があることか気づいてしまったとする。そこで、僕が批判を行う。すると、ヒトラーは心が弱いので、自殺を仄めかす。 ここで追求をやめるのは、倫理的か? 相手が精神の病かもしれないと思ったときに攻撃をやめるのは、倫理的か? 僕の心は、当然同情に動く。しかし、ここで見逃すとどうなるのか? 「21世紀に生きている僕」はその帰結が分かっている。だが、その当時の「僕」は将来のことなんてわからないだろう。予感はあるかもしれないが、確定した未来は知らない。 「21世紀の僕」は、そこで追い込んで殺せば、巨

    yaoki_dokidoki
    yaoki_dokidoki 2011/06/25
    面白い。
  • 作曲家という仕事

    第3章■作曲家という仕事 ♪次に「作曲家」という職業について詳しくお聞きしたいんですが。まず、えーと、作曲家というのは…職業…ですよね? うーん、あまり自信はありませんね(笑)。作曲家になってからもうかれこれ25年ほどになりますけど、いまだに「職業」を「作曲家」と言い切るのにはどうも抵抗があります。はっきり言って「作曲家」と言うのは、働いて、報酬をもらうという正しい意味での「職業」ではないですからね。 ♪そうなんですか? 同じ音楽家でも、「演奏家」は職業として分かりやすい。1回コンサートで演奏すれば「出演料」が収入になりますからね。そして、有名になり人気が出ればその「金額」が高くなり、たくさん演奏すればその分だけ収入は多くなる。「仕事」と「報酬」の構図がハッキリしているわけです。でも、作曲家にはそれがない。 ♪でも、曲を書いて報酬をもらっているわけでしょう? いや、もちろんポップス

    yaoki_dokidoki
    yaoki_dokidoki 2011/06/25
    おもしろい