本書は、早稲田大学ベンチャーズ(WUV)共同代表でありベンチャーキャピタリストである著者お二人が、イノベーションの実態や発生の仕組みについて重ねてきた議論をまとめた一冊です。 イノベーションとは何か、不確定な世界でイノベーションを可能にし事業化させるにはどうすべきか、そして次世代のイノベーションを起こしていくためにはどうすべきかを議論していますので、ビジネスリーダーやイノベーターの方々にとって、科学的ブレイクスルーに基づいたイノベーションや事業の創出を考えていくうえで参考になります。 本書は6章で構成されており、イノベーションとは何を指しているのか、いつどこで起き、どのようなプロセスをたどるのか、誕生の仕組みを紐解いています。 ・第1章では、イノベーションとは産業革命を契機にして始まった人類社会の新たな進化プロセスであると再確認し、これまでのイノベーションとはどのような歩みだったのかを整理
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