ラグジュアリーホテル乱立&未曾有の不景気の中でオープン 1990年代前半に第一次外資系ホテルブームが起こった時、“御三家”と呼ばれていたのが、「フォーシーズンズホテル椿山荘東京」「パークハイアット東京」「ウェスティンホテル東京」だった。そして2005年~2007年に立て続けにオープンした「コンラッド東京」、「マンダリンオリエンタル 東京」、「ザ・リッツ・カールトン東京」「ザ・ペニンシュラ東京」が“新御三家”の座を激しく争っているなか、3月2日にいよいよ「シャングリ・ラ ホテル東京」がオープンする。これで東京に、世界のラグジュアリーホテルがほぼ出揃うことになる。 「シャングリ・ラ ホテル東京」オープン直前の2月26日に開かれた会見では、記者から「ラグジュアリーホテルのオープンとしては最悪のタイミングだが、不景気への対策は?」との辛口な質問も飛んだ。それに対し総支配人のウルフガング・クルーガー