世界最大の携帯電話機メーカーであるフィンランドのNokiaがノートPC事業への参入を検討している。同社最高経営責任者(CEO)のOlli-Pekka Kallasvuo氏が現地時間2月25日、フィンランド国営放送YLEとのインタビューで明らかにした。 NokiaはノートPCの生産を計画しているかとの問いに対し、Kallasvuo氏は「その機会を積極的に模索している」と答えた。 2008年末からNokiaがPC業界に参入するのでは、とのうわさが業界内に流れていた。しかし、この度のKallasvuo氏のコメントにより、同社は初めて参入計画を正式に認めたことになる。 「われわれが知っている携帯電話とPCがさまざまな点で重なり合うまで5年もかからない」(Kallasvuo氏) 「膨大な数の人々が今日、携帯電話を使ってインターネットを初めて体験している。これは良い兆候だ」(Kallasvuo