HDDからSSDへの移行という話題は、特に小型機器が好まれる日本において先行している感があるが、その関心はもちろん世界的なものだ。PCベンダーはこぞってSSDを安全に活用するためのBIOS開発に余念がないし、MicrosoftもWindows VistaおよびWindows 7でのSSD対応を進めている。 そしてIntelも、IDFでの積極的なSSDへのコミットメントを見る限り、モバイルコンピューティングの将来を担う技術の1つとして、SSDに強い関心を寄せているのだろう。 いや、もう少し正確に言えば、デスクトップやサーバーといった分野を含め、将来的にSSDがもっと広範に使われるようになると考えているという。そうした将来を見越し、Intelは高付加価値のNOR型フラッシュメモリに特化していた戦略を変更してNAND型フラッシュ事業にも取り組み始めていた。その最初の戦略的な技術がIntel Tu