スタジオジブリは5月19日、新作長編アニメーション映画制作のための新人スタッフ募集を開始した。スタジオジブリは2013年に宮崎駿監督が引退を宣言し、14年「思い出のマーニー」公開後に制作部門を解散していたが、宮崎監督が事実上引退を撤回し、長編映画制作を始めるにあたり、スタッフを募集するという。「映画制作完遂のために、若い力を貸して下さい」と呼び掛けている。 宮崎監督は「風立ちぬ」で長編映画制作からの引退を発表し、三鷹の森ジブリ美術館で公開する短編映画の制作を進めていた。しかし、17年2月、スタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサーが新作長編の制作を名言し、「引退撤回か」と話題を呼んでいた。 人員募集のページのメッセージには、宮崎監督が自身初のCG作品である「毛虫のボロ」を完成させ、その間に周囲の仲間を亡くし、「自分自身の終焉(しゅうえん)に関してより深く考える日々が続いた」とある。引退の撤回を